2010/2/13

折句 ふきのたう  日常 時事

ふるさとを 昨日夢見の 野の花は 誰摘むとなく 失せぬるらむか

望郷。今更いつても詮無いですけれど。

武士の世が 着崩しながら 殘したる たしなみ今は薄れ行けるか

懐古。二本ざしで悪所通ひなどといふ手合ひもをつたでせうが。

ふざけあひ 君と過ごせど のがれ得ず 發ちゆく鳥の 映る窓邊よ

同棲時代の終りですかな。

ふところの 嚴し世ざまを のらりくらり 貯め込む錢を うらやましがる

いつの時代にもかういふ手合はゐたし、ある所にはある。

蕗の薹は今の表記では「ふきのとう」ですが「ふきのたう」が本来の仮名遣です。
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