2010/8/19

異臭と墜落  日記と歌論



河川敷に思はぬ異臭蔓枯れに困じて投棄す西瓜五百を

スイカ500個捨てる無責任!河川敷に異臭

2010年8月19日(木)1時55分配信 読売新聞

 山形県尾花沢市正厳の赤井川河川敷にスイカ約500個を不法に投棄したとして、県警が廃棄物処理法違反容疑で、同市内の農業男性から事情を聞いていることが18日、わかった。

 県警は容疑が固まり次第、立件する方針。

 県警によると、男性は今年6月下旬〜8月17日の間、数回にわたって赤井川沿いの国有地に、スイカ約500個を不法投棄した疑いが持たれている。男性は調べに対し、「売り物にならないスイカを捨てた」と容疑を認めている。「スイカつる枯病」や摘果した実を捨てたとみられる。

 JA全農山形園芸部は、「販売できないスイカは、自分の畑に埋めるのが生産者の責任。不法投棄すれば病気が広がる危険もある」としている。


瀋陽の畑に墜ちし不明機は或いは脱北を図れる類か

【北京=矢板明夫、ソウル=水沼啓子】中国東北部の遼寧省内に北朝鮮の空軍機とみられる航空機が墜落した事件は、謎に包まれている。中国の公式メディアは18日夕現在、「国籍不明の小型機が墜落」とだけ短く伝えているだけだ。だが、インターネット上では、防空体制の不備を批判する声が上がり、「北朝鮮国内に異変か」などの憶測も飛び交い、波紋を広げている。


 インターネットの書き込みでは、墜落機の目的は脱北だったとの見方が最も多い。しかし、北朝鮮に送還される可能性が高い中国へ脱出しようとする北朝鮮軍人はいないはずだ、という意見も少なくない。
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2010/8/13

放駒に火中の栗を  日記と歌論


嵐やり過ごさむ間放駒に火中の栗を預けて盆の明け


昨日相撲協会の武蔵川理事長が辞任し、その後の理事会の互選で新理事長には元大関魁傑の放駒巡業部長が就任したといふことでそのこころを戯れ歌に。親方は定年まで三年を残すのみで、その間に嵐は過ぎ去ると踏んでの緊急避難型人事であらうか。いづれにせよその職責に専念し得る人でなくては到底勤まらぬ職責であるから外部理事からの起用は、名古屋場所の代行の例を見ても無理があるが、文科省認可の法人として税制上の優遇を受けてゐる以上は今後も折りにふれ厳しい監査を受けることになるわけで、それが嫌なら一般の株式会社形態にする他あるまい。
折りしも盆での明け帰つてくる歴々の力士らの霊が来年は愁色を払つて晴れ晴れとおくられてゐるや願ひたい。
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2010/8/11

今年は登れぬ御巣鷹  日記と歌論




冷房を切れば見る間に汗ばむ背窓越しあふぐ雲の力瘤


二三日小休止したのみで又これですからね。今年の残暑は相当にタフなことになりさうです。


子の死亡退職金もて買ふ株もむなしく今年は登れぬ御巣鷹


二昔前になつてしまひましたか。日航機墜落事故。
吉田みと子さん(89)は去年は痛めた足を引きずり登山口に一泊して「八月十二日」を迎へたが今年はあらかじめ遺族会へ登山断念を伝へたとのこと。一人息子と嫁初孫を失つた方です。遺族側からの原因追究の手を緩めさすまいと息子の死亡退職金をすべてつぎ込んで日航株を買つたが、それも今は紙屑。
当時の日航は社長の任命権者は総理大臣といふ文字通りのナショナルフラッグでしたが。
考へてみればあの時の四人の生存者の女性誰一人公の場で体験を語られたことはなかつたが、多くの遺族の前にその肉声が伝はつてはいよいよ以て無念がつのるばかりでせうから、
当然の配慮といふ面があつたでせう。

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2010/8/9

移り住み四年を過ぎて乾電池  日記と歌論

移り住み四年を過ぎて乾電池買ひ替へ部屋に招く涼風


エアコンのリモコンの感度が最近悪くなりどうしたものかと思つてゐたところ今日たうとう動かなくなり、折柄猛暑一休みの候となれば当座の心配はないもののさてどうしようと思案して見ればなあんだ乾電池式のものなれば買つてくればよいに気づくお粗末。
先月で今の家に移つて満四年になる。「寿命四年」と能書きに謳ふに違はず四年と一月と九日ばかりを保つたわけで、あまりの長さに寿命といふものあるをわすれてゐた。それだけ自分の思考判断の電池も充電せねばならぬとは思ふのだが生来の怠惰に引きずられがちな昨今である。
部屋に通ふ涼風は快適な生活を追求する先人達の汗みづくの努力のあとあらはれて到つて心地よい。
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2010/8/8

言開きのごとき雨脚  日記と歌論



言開きのごとき雨脚ひとしきり盆の帰省の無事祈らむと

この夏を三次遭難などいふ語耳おどろかす彼らの事情よ


午後銀座へ出向いた頃に多少の雨かす雲多く割合すごしやすい日でした。人波は帰省ラッシュの折柄若干少なめか。女性は全体より薄着にしかし裳裾はやや長めにといふが今夏のファッションの特徴でせうか。
盆帰省の国民のつつがない往来を祈りたいところですが、日本テレビの記者カメラマンが
救難に向かつたヘリ墜落現場をつぶさに伝へむとした熱意があだになり、みづから急峻な沢に滑落死亡の件は今更報道現場の熾烈な競争心の一端を垣間見るやうでいたましくもあはれ。盆前後の往来の間にふたたびかかる「三次遭難」などいふ事態をもたらす事態が出来せざるやう願ふ。
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2010/8/4

百代の過客のかげ  日記と歌論

百代の過客のかげの織りなせるこの流れに未だ棹差すなくて


昨日開始したばかりで当然ながら「流れの面」に予約申し込みは来てゐない。
当面国会図書館に寄贈し、少なき知友に送らむとするところである。
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2010/7/28

居直りのごとくに刑を  日記と歌論

居直りのごとくに刑を執行す議席取り落せし法相は

改選を控へて増税をいふ類と同じか工夫のなきにかけては
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2010/7/27

通し鴨  日記と歌論


通し鴨翼切られし白鳥とこもごも見つつお濠端よぎる


鮎食はぬままに炎暑の到れりと田舎にて病む友の便りは


今日も暑いことになりますか。お互ひ水分補給はマメにしませう。
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2010/7/26

雲海を見晴らす尾根  日記と歌論


泡分けて覆ひ支ふる地なほ虹追ひゐぬ。瀬々ゐる音も澄め血染め歌

雲海を見晴らす尾根へ辿り來てむつれ呼ぶその鳥聲かなし

永遠の眞闇に夫は消えゆけれ骸行方もあらぬ世ごろや

あわあわけておほひささふるちなほにじおひゐぬせせゐるねもすめちそめうたうんかいを
みはらすをねへたどりきてむつれよふそのとりこゑかなしえいゑんのまやみにつまはきえゆけれむくろゆくへもあらぬよころや
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2010/7/21

猛暑つれづれ  日記と歌論



袋突き破る嘴音手際よく鴉の咥へ去れるポテトチップ


早朝の公園での嘱目です。彼等の生存競争も猛暑に入りましたか。
   

暑に中り死せると時を同じくして寒波にて死す南半球は


今年は南アフリカでワールドカップが開催されたせゐで地球の北と南では季節が逆といふことをあらためて意識させられました。南極のジェット気流が長期にとどまつてゐるやうですね。
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