お台場で田舎者根性丸出しで楽しんだ後は、決戦の地「柏」を目指します。

バスが到着すると、柏のバスが停まっています。ちょっと古いみたいでした(失礼)。
結構長い距離を歩いて入場します。

関東の試合ではよく見かける光景ですが、アウェーの入場口を固定して、ホームのサポーターとの接触を徹底的に避けるという方式です。岡山はトラブルを起こしたりしませんが、関東のそれもJ1クラブくらいになると、衝突や喧嘩などは回避できないんでしょうね?。

いよいよ入場します。ここが今季アウェー最終戦の地、日立柏サッカー場「日立台」です。

中に入ると休憩スペースは結構広くとってあります。しかし、食べるものは少ない。しかも、再入場は禁止です。これは残念。のっけからかなりのアウェー感です。

入場しました。ピッチの近さは長良川メドウ並みです。メドウは今季限定の臨時競技場ですから、3,000人も入れば溢れてしまう規模ですが、柏は正式の競技場でこの近さ。雰囲気出ています。

メインの様子はこんな感じ。まだ時間が早いので少ないですが、こじんまりとしたスタンドです。

アウェー席、後ろ側は立ったままで応援できるスペースになっています。サポーターの応援に特化した感じの造りです。スペースは広くとってあります。

この日は「日立デー」です。「この木何の木」の大合唱もあり、恒例の「柏バカ一代」も当然ありました。これを見るのが目的の半分みたいなものですから、楽しませていただきました。
そして、試合開始。

地力は圧倒的に相手が上ですから、苦戦は想定済み。でも、ファジ戦士たちは頑張っています。ここ数試合でも、動きは最高に良かったでしょうか?。
前半を「0-0」で折り返します。
後半開始直後、不可解なPKを取られました。本当に不可解です。しかし、これが「嵐の序章」になるとは気づくよしもありませんでした。

レアンドロ ド ミングスに決められて「0-1」。これは仕方ないです。切り換えて行こう。
ファジの選手の動きは衰えません。交代で入った西野がのだっちのセンタリングをダイレクトであわせて、同点ゴール。目の前でのゴールでした。感動ものです。

J2の優勝チームから1点を奪い、同点です。何か勝てそうな気になってきました。単純です。
ところが、ここら辺りから主審の暴走が始まります。ファジの選手にばかり出ていた不可解なイエローカードが、柏の選手に乱発され始めます。
75分 ホジョル
76分 レアンドロ
83分 蔵川
84分 ホジョル=退場
競技場の雰囲気が怪しくなってきました。ホームからはブーイングの嵐。数的優位のファジとしてはこのチャンスを見逃すわけには行きません。勝ち越しゴールを目指して怒涛の攻撃を仕掛けます。
ロスタイムには、更に柏の栗沢が一発レッドで退場。嵐の日立台になりました。11対9となったファジの選手もこの雰囲気ではやりにくそうです。

結局、試合は「1-1」の引き分けでした。会場の雰囲気は最悪。帰り道のサポーターの安全が確保されるのかが心配になるほどの荒れ様でした。後味は良くないけれど、結果優勝チームとアウェーで引分というのは悪くないです。アウェー席は勝ったような雰囲気でした。ぬるいと言われようが、これが岡山スタイルです。
試合後には、柏レイソルのJ1昇格記念セレモニーもありました。

岡山でも近い将来、このような姿を見たいと思います。いつになるかはわかりませんが、それを夢見て応援しましょう。
というわけで、まっ黄色の日立台を後にしました。
帰り道、沼津辺りで交通事故の渋滞に巻き込まれ、およそ2時間40分も全く動かない状態を経験しながら、予定より4時間以上遅れて、岡山に帰ってきました。アクシデントも旅の醍醐味ですから、それもまた楽しですね。
あとは、ホームの福岡戦を残すのみ。J1昇格を決めた福岡に負けをプレゼントして、J1に送り出しましょう。最終戦はkanスタがうまると嬉しいですね。
皆さん、あと1試合。頑張りましょう。

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