
以下は、かつて日本男子バレーボール界に「絶対的王者」として君臨した『新日鐵堺』、今のクラブチーム「堺ブレイザーズ」のファン獲得の為の取り組みに関する記事です。試行錯誤しながら、どうすれば親会社のないスポーツクラブが地域の中で生き残れるかを問いかけるものとして、感銘を受けるとともに岡山のクラブチームが模索すべき活動のヒントが隠されていると感じたので取り上げました。
@バレーボール界に疑問を投げ掛ける堺ブレイザーズ
http://rd.yahoo.co.jp/media/sports/sportsnavi/text/other/volley/SIG=12c7ur6s6/*http%3A//sportsnavi.yahoo.co.jp/other/volley/text/201203140006-spnavi.html
A堺ブレイザーズ、ファン獲得のための新たな試み
http://rd.yahoo.co.jp/media/sports/sportsnavi/text/other/volley/SIG=12c74jl6h/*http%3A//sportsnavi.yahoo.co.jp/other/volley/text/201203140007-spnavi.html
これらは、ファジアーノ岡山や岡山シーガルズ、岡山湯郷Belleが参考にしたい取り組みが数多くあるのではないか?。特にファジアーノ岡山は絶対に参考にしなければならないことだと強く感じます。
例えば、岡山の街中をファジアーノの選手が歩いていて、はたして何人の市民が「ファジの選手」と気づいてくれるのだろうか?。恐らく、10人に1人いないだろうと思います。それを、はっきり言って危機的な数字だと感じるならば、選手自らが立ち上がらなければいけません。選手から率先して一般市民の中に飛び込んで行こうとする意欲が強くなれば、クラブの行く末に光明が見られるのではないか?。今、その必要性を強く感じています。
ファジアーノ岡山に最も欠けている部分は、自らファン・サポーターの中に飛び込んで行こうとする気持ちです。今のままでは、観客動員数は更に減少します。早く気付いてほしいのです。
岡山シーガルズの問題点は、地元体協や高体連・中体連などとの摩擦を解決せずに今まで来たところ。滝井や理大附との連携強化に特化し過ぎるようだと、更に孤立するのではないか?、と危惧されます。本当の意味で地域クラブになる為にはそこをクリアしてほしいと感じています。
なでしこ人気によって一躍脚光を浴びるようになった岡山湯郷Belleですが、基盤はまだまだ脆弱です。ロンドン五輪が終わって落ち着けば、北京五輪後の女子ソフトボールが辿った道のりを同じように歩むのではないか?、という心配です。INAC神戸に人気と関心が集中していることは、女子サッカー界にとっては好ましい状況ではないはずです。地方クラブがメジャーにならないと未来は暗いと言わざるを得ないのです。湯郷Belleは、その旗頭にならなければならない義務があると感じています。
岡山がスポーツで元気にならないと、クラブのこれからはないと皆が想いを一つにしていきたいと強く願っています。

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