照ノ富士が初優勝。本割で決まるとは驚きました。日馬富士の兄弟子としての意地が援護射撃になり、涙の初優勝でした。ところで、6人いた4敗力士は、高安・勢・魁聖・嘉風が敗れ、勝ったのは、日馬富士と稀勢の里の2人のみ。8人での優勝決定戦はやっぱり無理でしたね(笑)
では大相撲夏場所、千秋楽の三段目取組結果です。左側が勝ち力士です。
【千秋楽】
北勝誉 押し出し 剣風
山本 寄り切り 磐石
浜美龍 押し出し 勝武士
滝口 寄り切り 大ノ蔵
廣瀬 押し出し 竜風
闘王富士 寄り倒し 中尾
北の峰 押し出し 琴大和
本多 押し倒し 琴虎
宇野 下手投げ 千代疾風
鰤の里 突き倒し 力山
中園 掛け投げ 水戸晃
彩翁 掛け投げ 湊将
恵比寿丸 寄り切り 熊王
藤乃若 寄り切り 石原
春日龍 寄り切り 寺尾海
拓海 小手投げ 刃力
栃颯 押し出し 大翔前
水戸司 押し出し 大野城
大神風 押し出し 石井
八菅山 寄り切り 出羽の郷
豊後錦 下手投げ 羅王
蓮台山 叩き込み 矢ケ部
佐田ノ国 叩き込み 極芯道
濱豊 寄り切り 大露羅
木瀬乃若 上手投げ 碧海浜
闘鵬 上手投げ 拓錦
貴麻衣 寄り切り 徳州山
久之虎 突き出し 深海山
大子富士 押し出し 鳴海
春日丸 不戦 周志
飛天龍 寄り切り 千代雷山
宗像 押し倒し 東里
富栄 押し出し 巨東
波乱の夏場所は15日間の満員御礼で幕を閉じました。少しずつ時代が動き始めているような予感を感じる場所でもありました。
照ノ富士の初土俵から25場所目での幕内最高優勝というのは、貴花田・朝青龍の24場所に次ぐ史上3位(幕下付出しデビューを除く)の記録です。関脇の優勝は2000年1月の武双山以来となります。
来場所は大関で迎えることになりそうですが、大きく強い力士を目指してほしいものです。
西大司は「4勝3敗」で勝ち越して今場所を戦い終えました。これからも一番一番を大切に成長を続けていってもらいたいと願っています。来場所以降もよろしくお願い申し上げます。

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