甲子園での関関戦が雨で1日順延されたために今日に持ち越された3回戦。わかさスタジアム京都で行われました。1週間空いたために2週間ぶりの試合になりました。第2試合で同立戦(立同戦)が行われるのですが、第7節と第8節に分かれる為に別々に取り上げようと思います。ご了承ください。
今年は春先が来られなかった関係で、昨秋の関関戦以来のわかさスタジアムになります。お隣の西京極競技場でJ2「京都−岐阜」戦があることで周辺は賑わっていました。
今春の関大の課題は何度も言い続けてきた通りのタイムリー欠乏症です。立命戦の1回戦で東にノーヒットノーランを食らいましたが、その試合以外では塁上を賑わすにもかかわらずホームに帰せない試合が続いて、自ら苦しくなっています。
特に、エース阪本の先発した試合では、極端に点が取れておらず、前回まで3試合続けて阪本の登板試合でゼロ行進でした。山本の選抜する試合では結構、点を取っているだけに特に目立っています。確かに、初戦で先発する阪本の場合、相手もエースが登板する訳で厳しい状況なのは仕方ありませんが、それでも通算防御率1.43の阪本が2勝4敗なのに対して、防御率1.47の山本が5勝1敗というのは、あまりにも極端に映ります。
試合は、初回に阪本先発の試合で4試合ぶりに得点しました。タイムリーではなく併殺崩れですが、何にせよ点は入りました。しかし、1回裏にすぐに追いつかれます。
関学の先発は苦手の山口。打てない訳ではないのに、抑えられます。相手云々より、こちらの打線の問題なんですが、嫌なイメージの残るピッチャーです。
お互いに「あと1本」が出ない貧打戦の様相。いつも見てきたイライラする風景です。関学も関大と同様にタイムリー欠乏症ですから(苦笑)
7回のピンチで早瀬監督には珍しく早めの継投。春の最終戦ですから出し惜しみなしというところなんでしょうが、山本を起用します。
短いイニングなら球威で抑え込む山本は敵なし状態で、実際にパーフェクトリリーフでした。
延長に入って、10回表に山本の内野安打に中島のバントが野選を誘って無死1・2塁。多田の送りバントを山口がサードへ悪送球。タイムリーはやはり出ませんでしたが勝ち越すことはできました。
10回裏も山本がピシャリと抑えて何とか勝利しました。山本は4回を12人でキッチリ抑え込みました。150km/h連発でストレートの球威とスライダーの切れが良く、危なげないピッチングでした。
▽3回戦(関大2勝1敗)
関 大
100 000 000 1│2
100 000 000 0│1
関 学 (延長10回)
(関)阪本大・山本−久米・高橋
(学)山口−佐竹
それにしても、今春のチーム状況を象徴するような試合試合運びで何とももどかしい内容でした。チャンスに有効打が出るちーむになれれば、秋は間違いなく優勝を狙えるだけに、この夏の成長を期待することにしましょう。
関関戦は特別な戦い。順位に関係なく負けられない戦いです。
それは関学とて同じこと。内容がいじいじする展開でも負けるわけにはいきません。勝てて良かったですね。
さて、個人成績では倉川の首位打者が決まるかどうか? 試合を残している同大の前田の結果次第なのですが、かなり有力なのは間違いないでしょう。若い選手のブレークに繋がりますから、是非取ってほしいと思います。
帰りに1人祝勝会。
秋は優勝しようぜ。
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