日程がギリギリまで押してしまったセ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージは、シーズン3位のDeNAが王手をかけての第5戦を迎えました。ペナントレース3位のチームが日本シリーズに進んだことは、2010年のロッテが1度だけありますが、セ・リーグでは1度もありません。ロッテは日本一になった昭和49年以降でペナントレースで1位になったことがないにも拘らず、2005年と2010年に日本一になっています。更に2005年はクライマックスシリーズになる前のパ・リーグプレーオフのルールにより、リーグチャンピオンになりました。その為、リーグ優勝から最も遠ざかっているチームはオリックスということになっています。
ペナントレース下位のチームがクライマックスシリーズを勝ち抜き日本シリーズに進むたびにこの制度の在り方が議論の対象になります。物議をかもして良い方向に向かうのなら良いのですが、NPB自体が不思議な組織ですのでどうなるかは不透明です。
前置きがあらぬ方向に向かってしまいましたが、セ・リーグのファイナルステージの試合結果です。
*10月18日(水)
DeNA
000 00│0
000 03│3
広 島
(5回降雨コールド)
勝:薮田(1勝0敗0S)
敗:石田(0勝1敗0S)
(D)石田−戸柱
(広)薮田−會澤
*10月19日(木)
DeNA
002 021 001│6
000 101 000│2
広 島
勝:濱口(1勝0敗0S)
敗:野村(0勝1敗0S)
(D)濱口・パットン・山崎康−高城・戸柱
(広)野村・九里・今村・中田・ブレイシア−會澤
本塁打:(D)宮崎1号@
*10月20日(金)
DeNA
010 000 000│1
000 000 000│0
広 島
勝:井納(1勝0敗0S)
敗:ジョンソン(0勝1敗0S)
S:山崎康(0勝0敗1S)
(D)井納・三上・砂田・須田・エスコバー・パットン・山崎康−嶺井
(広)ジョンソン・今村・一岡・ジャクソン・中崎−石原・會澤
*10月23日(月)
DeNA
000 130 000│4
300 000 000│3
広 島
勝:ウィーランド(1勝0敗0S)
敗:薮田(1勝1敗0S)
S:山崎康(0勝0敗2S)
(D)ウィーランド・砂田・三上・エスコバー・今永・山崎康−嶺井
(広)薮田・九里・今村・一岡・ジャクソン・中崎−會澤・石原
本塁打:(D)筒香1号@,(広)丸1号A
*10月24日(火)
DeNA
012 120 120│9
200 001 000│3
広 島
勝:三嶋(1勝0敗0S)
敗:野村(0勝2敗0S)
(D)石田・三嶋・濱口・三上・エスコバー・パットン・山崎康−嶺井
(広)野村・大瀬良・中田・今村・一岡・ジャクソン・中崎−會澤
本塁打:(D)宮崎2号@,桑原1号A,筒香2号A,筒香3号@,梶谷1号A,(広)新井1号@

初戦が5回降雨コールドで終わったことで勝ったとはいえ広島に勢いが生まれませんでした。対してDeNAは接戦を際どく拾いながら少しずつ打線が上向いて来ました。先発投手を積極的にリリーフに送り込むラミレス監督の采配には賛否があるでしょうが、少なくともこの短期決戦では功を奏したと言えそうです。
日本シリーズは10月28日(土)開幕です。今年のシリーズはヤフオクドームでスタートします。
でもやはり3位からのシリーズ進出には違和感あります。
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