J2が開幕しました。一昨日の開幕試合に参戦しました。
2018年も開幕戦はアウェーで迎えました。これでファジアーノ岡山の開幕戦は3年続けてアウェーです。一昨年は山口、昨年は名古屋、今年は鳴門で開幕戦を戦いました。
先日の大杉漣さんの急逝を受けて、スタジアム内に記帳所が設けられ、試合前に黙祷が捧げられました。小松島の出身で熱狂的な徳島サポーターとして有名だった大杉さんはヴォルティスの前身の大塚製薬サッカー部時代から応援を続けて来られたそうです。2013年の国立で行われたJ1昇格プレーオフ決勝の日は、当日に撮影が入っていて現地に駆け付けることが叶わない日程となっていましたが、周囲の俳優さんやスタッフの皆さんが「何としても大杉を国立へ行かせよう」と大杉さんの撮影シーンを前倒しにして協力し、悲願のJ1昇格決定を国立競技場で見ることができたというお話もあります。「故郷を愛し、芝居を愛し、サッカーを愛し、すべての人に愛された大杉漣さん」も見守る今季の徳島ヴォルティスは開幕前からJ1昇格候補に挙げられる強敵。ファジは開幕戦を大きな逆風の中で迎えることとなりました。
試合開始前から空模様が怪しく、どんよりとした低い雲が立ち込める生憎の天候になりましたが、岡山から1,800人が現地に乗り込み、クラブの「1万人動員」策と開幕戦という高揚感で多くの観衆がつめかけました。
道中記は別に述べるとして、開幕戦の試合結果です。
*ポカリ 8,753人
徳島 0-1 岡山
┌0-1┐
└0-0┘
得点者:
27分 塚川孝輝(岡)

得点シーンは右サイドの奥から上田の蹴ったFKの塚川がヘッドで合わせたもの。前半は素晴らしい連携で前に前に進む攻撃的なサッカーを見せ、今季は非常に面白いと感じさせてくれました。先発の11人の内、昨季在籍していた選手は5人、6人が新しい選手でした。3バックは全員が新メンバーでしかも2人がルーキーという冒険ともとれる抜擢です。
後半は徳島の攻勢に押され、守備に忙殺される展開に。昨季なら耐え切れずに失点してしまうような展開でしたが、途中退場者まで出して1人少ないピンチにもしっかり守り切れたことは今後に繋がると思います。
雨が降る冷たい日でしたが、あまり寒さを感じることなく試合に集中できたのは内容に見るべきものが多かったからだと思います。特にファジアーノ史上初の高卒ルーキー開幕スタメンに抜擢された阿部は対人の強さ、高さと俊敏性を持ち合わせた素晴らしいプレーを存分に披露し、大きな期待を抱かせてくれました。
4年ぶりの復帰となった上田はさすがの精度の高さで期待通りの活躍。同じく4年ぶり復帰の後藤は心配されたポカもなく、無難なスタートでした。赤嶺におんぶにだっこだった昨シーズンの攻撃陣に今季は李勇載が加わって、前線からのボール奪取が増えて来そうな予感です。
まずは幸先良く勝点「3」をゲット。開幕戦勝利は3年ぶりのことです。四国での開幕戦は2010年の愛媛戦に続く2度目で、いずれも「1-0」の勝利。相性の良さが生かされました。
さて、次節はホーム開幕戦。対戦相手はJ2復帰を果たした栃木SCです。2009年に同時昇格した栃木ですがJ3に2年間落ちていましたので、対戦するのは3年ぶりです。対戦成績があまり良くなく苦手な北関東勢の一角ですが、気持ちよく勝って開幕連勝したいと思います。
皆さん、次節はCスタでお会いしましょう。
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