4年続けてやって来たニンジニアスタジアム。で、その4年間はここで勝っていません。そもそも、愛媛との相性は頗る悪く、特にホームでは1勝4分5敗。以前は対戦成績の良かったアウェーですら勝てないシーズンが続いているので、苦手意識は高まるばかりです。
昨年、国体が開かれたメイン会場です。
ご多分に漏れず、愛媛も暑い。日本全国、どっこも暑いです。
この暑さの中では、大変な方々が近付いて来ます。
気をつけてくださいね(笑) えっ!? 中に人などいないって

そりゃあそうだ
日陰にいないと厳しいですね。熱中症は予想もしない時に起きたりします。無理せず休息をとるようにしましょう。
ところで、振り返るのは辛いですが、試合結果です。
*ニンスタ 3,135人
愛媛 2-0 岡山
┌1-0┐
└1-0┘
得点者:
3分 野澤英之(愛)
69分 近藤貴司(愛)
サッカーは効率の悪い点取りゲームです。点数は相手より多く取らないと勝てません。この分かり切った現実をはね返せない得点力不足はあまりにも深刻です。
監督の采配に関しては言いたいことが山ほどあります。でも、言ってもどうにもなりません。代わったとしてもチームが変わるとは思えません。
では、どうすれば光が見えるのか? 選手が考えて攻撃的な姿勢を見せるしかありません。
スピードがなく、カウンターの存在しない今のサッカーでは、相手にとってはセットプレーだけを警戒すれば良いので楽です。個の力で打開できる選手は仲間ぐらいしかいないので、ボールの出所の上田を抑え、仲間をマークしておけば流れの中で失点する危険性はほぼありません。相手にとっては非常にやりやすいサッカーなので、今までとは違うことをするしかないのです。
セットプレーで1点を取り、守りを固めて逃げ切るサッカーが通用したのは4月頭まで。相手が対策して来ればそれを上回るものがなければ勝てないのは明白です。それを構築して来なかったのも現在の低迷の原因なのですが、勝機を見極める戦術眼のなさも深刻です。
新加入の高橋とジョン。久しぶりに楽しみな途中加入の選手がベンチ入りして、戦力としての期待が高まっています。これまで、夏の補強でフィットした選手がほとんどいないのがファジ。今回の2人には大きな希望を抱きます。上手く使いこなせるかどうかには不安が残りますが。
本日、第25節が行われます。ターンオーバーの試合となりますが、余裕をかましている場合ではありません。消耗し尽くして立ち上がれなくなるような試合を続けて行かない限り、この闇を抜けることはできないでしょう。
今、求められているのは「1-0」で逃げ切る試合ではありません。5点取られたら、6点取れば良い。取られたら取り返す。殴られたら殴り返す。逆転に次ぐ逆転の野球で言えば「ルーズヴェルトゲーム」です。「8-7」どころか、「10-9」でも勝てば良いのです。失点を恐れず、ひたすら点を取る姿を見せなければ勢いが生まれません。固く勝つ試合は勢いが出てからにしましょう。
最終的に上にいれば、結果としては評価されます。勝ちに拘らなければなりません。3連勝ぐらいできれば景色が変わります。反転攻勢はこれからですよ。
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