以前にも述べたことがありますが、issanの日本国内未踏県は5つです。それが、沖縄県・宮崎県と秋田県・岩手県・青森県の5県です。沖縄に関してはまあ色々あるのですが、その他の4県に関してははっきりした理由があります。それが、J2に所属するクラブがないことでした。
実際、過去に訪れたことがある都道府県の内、サッカーなどのスポーツ競技の観戦目的のみで訪れている場所を上げてみると以下のようになります。尚、観戦目的で訪れたついでに何か観光した場合もこの中に含みます。
@山形県
A茨城県
B栃木県
C埼玉県
D山梨県
E静岡県
F岐阜県
G三重県
H新潟県
I富山県
J石川県
K島根県
L佐賀県
M鹿児島県
一度でも訪れている都道府県が42で、その内スポーツ観戦目的のみで訪れているのが14ですから、実に1/3がそれに該当します。裏を返せばサッカーなどのスポーツ競技を応援したり観戦することがなかったなら、これらの県を訪れる機会がなかったかも知れません。これらの他にスポーツ観戦目的以外は仕事関係で訪れたのみというところもあります。それが、愛知県です。
今年はコロナの感染拡大があって県外に出る機会が激減しまして、1月にVリーグで訪れた滋賀県のみとなってしまいました。感染が怖いということではなくて、そこを訪れたことによる風評被害が問題なのです。これが現状では最も恐ろしいコロナ禍と言えます。
来年はチャンスがあれば未踏県が減る可能性が広がって来ました。それがブラウブリッツ秋田のJ2昇格です。ブラウブリッツ秋田と言えば、かつてのTDKです。ファジとはJFL当時に苦戦を強いられた嫌な相手です。
今季のJ3を無敗のまま、6試合を残して優勝を決めました。これはJ3史上最速の優勝でもあります。
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【ブラウブリッツ秋田 2020戦績】
〇4-0 vs盛岡
〇2-0 vs福島
〇2-0 vs八戸
〇1-0 vs富山
〇1-0 vs長野
〇2-0 vs藤枝
〇3-1 vs相模原
〇1-0 vsYS横浜
〇2-1 vs熊本
△0-0 vs讃岐
△1-1 vsG大阪U-23
〇3-1 vs沼津
△0-0 vsC大阪U-23
〇1-0 vs今治
〇4-0 vs鳥取
△0-0 vs鹿児島
〇2-0 vs福島
〇2-1 vs盛岡
△0-0 vsYS横浜
〇3-2 vsC大阪U-23
〇5-0 vs岐阜
△0-0 vs藤枝
△0-0 vs沼津
〇2-1 vs八戸
〇5-0 vs讃岐
△0-0 vs長野
〇1-0 vs岐阜
〇2-0 vsG大阪U-23
負けなしというのも凄いのですが、得点「49」に対して失点は「8」で得失点差が「+41」という圧倒的な強さでリーグを席巻しました。
更に凄いことは、今季のリーグ戦で対戦相手にリードを許した時間です。相手にリードを許した試合数が何と1試合のみで、10月11日のセレッソ大阪U-23戦だけということです。それは、57分に許した逆転ゴールでしたが、直後の60分に同点弾を決めましたので、今季の全試合の中で相手にリードされた時間はたったの『3分』です。
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そういう訳で、来季はブラウブリッツ秋田がJ2で戦います。昇格できるのは2チームですから、現在2位のAC長野パルセイロと勝点差「2」で追う3位のガイナーレ鳥取、4位のSC相模原、勝点「3」差の5位のFC岐阜、6位のFC今治、7位のロアッソ熊本、そして勝点差が「6」の8位・鹿児島ユナイテッドFCまでが可能性を残しています。これらのクラブはJ2昇格圏内に入ることを条件に特例でライセンスを付与されたFC今治を含めてJ2昇格が可能なクラブなので2位に入った場合は来季のJ2昇格が可能です。
新しいクラブが加わることは、そのクラブの地元を訪ねるチャンスが広がることになり、それが旅の広がりになります。観戦することのみの遠征であったにせよ、北東北まで行こうとすれば2泊ぐらいの計画が必要ですから、楽しみが広がって嬉しいですね。
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ファジが来季J1に昇格する可能性はほぼなくなりましたし、こうなれば今季の残り試合を存分に楽しみ、来季はJ1昇格を明確に目指すクラブとして、新しいJ2の仲間たちと競い合って高みを目指して行きましょう。
今季の現実的な目標は現在6位のアルビレックス新潟を抜くことでしょうか? いや、これすらかなり難しいのですが、何としても1桁順位は死守しないといけませんね。
頑張って応援しましょう。
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