今日は、3月31日です。日本では生活リズムを含めて、4月1日が新年度となり、人生の節目を迎えるという方も数多くいらっしゃることでしょう。
桜が日本人にとっての特別な花であるというのも、人生の転機に華やかに咲いて潔く散っていく姿を自らに投影するからではないかと思います。
はい

issanはというと、還暦を過ぎた今でも可能な限り仕事を続けたいと思えるようになりました。以前は定年後の第二の人生というものに一種の憧れを抱いていたものですが、その年齢になってみるとここで卒業してしまうことの寂しさを感じるようになりました。
若くて動ける内に第二の人生を楽しむことも一つの道ですし、生涯現役と考えて仕事を軸に余暇を楽しむという道もあるかな、と思えるようになったのです。若いうちは勝手気ままな隠居生活というものへの憧れは間違いなくあります。現実に目を向けた場合に「年金問題」や「老後2千万円問題」などの生活基盤維持の不安から働くという選択もありますが、それは若いうちから備えておくべきライフワークとして考えて行けば、然したる問題ではありません。むしろ、社畜と呼ばれて馬車馬のごとく働き続けてきた日本人の多くは、いきなり広大な草原に放牧されたとしても生きていくすべを見失ってしまう恐れがあります。
いずれ訪れるであろう放牧生活に向けてもある程度の趣味や余暇の楽しみ方を持ち合わせていないと今後の人生はちっとも楽しめないという悲しいことにもなりかねません。
私自身は、今はその充電期間だと思っています。暫くは留年させてくださいね(笑)
出典:https://alumnavi.com/graduate/
さて、本題から大きくかけ離れた話になってきましたので、ここらで・・・
出典:https://yoji.jitenon.jp/yojic/1458.html
昨日、カタールW杯のアジア地区2次予選のモンゴル戦がフクダ電子アリーナで行われました。本来ならウランバートルで行われるはずだったモンゴルのホームゲームなのですが、新型コロナウイルス感染拡大に伴って延期されてきた上にモンゴル国内での開催が難しいという経緯があって、モンゴルのホーム戦扱いのまま、日本国内での開催が特例として認められました。試合会場は千葉市のフクダ電子アリーナに決まり、無観客開催となったものです。
*写真は、2017年10月に訪れた時のものです。
FIFAランキングで現在27位の日本に対してモンゴルは190位で、力の差は歴然としているのですが、サッカーはそればかりではないぞという不可解なものがあります。特にそれは敵地の不慣れなスタジアムなどでの試合の際に顔を出すものです。
今回、日本国内でのアウェーゲームという特殊な事情となったことは、日本にとっては懸念材料がなくなったことでもあり、有利に働いたことは言うまでもありません。
*写真は、2017年10月に訪れた時のものです。
では、日本のW杯予選史上でも歴史的な大勝となった昨日の試合を振り返ります。
*フクアリ
モンゴル 0-14 日本
┌0-5┐
└0-9┘
得点者:
13分 南野拓実(日)
23分 大迫勇也(日)
26分 鎌田大地(日)
33分 守田英正(日)
39分 O G (日)
55分 大迫勇也(日)
68分 稲垣 祥(日)
73分 伊東純也(日)
78分 古橋亨梧(日)
79分 伊東純也(日)
87分 古橋亨梧(日)
90+1分 浅野拓磨(日)
90+2分 大迫勇也(日)
90+3分 稲垣 祥(日)

得点者をちゃんと正しく記載できたかどうかが不安になるほどの得点ラッシュでした。現状、J2で得点力不足に悩んでいるファジに半分ほど分けてほしいと思ってしまいました(苦笑) W杯予選に限ってみれば、1997年の3月と6月にともにマカオ代表と戦った1次予選であげた10点が日本代表の最多得点でした。それを大幅に更新する14得点の大勝です。国際Aマッチ全体で見てみると、1967年9月に当時のメキシコ五輪アジア予選でフィリピン代表を「15-0」で破った試合に次ぐ点差のゲームとなりました。
集中力の切れた相手だったにせよ、よくもまあ手を抜くこともなく最後まで攻め続けて、これだけゴールを奪ったものだと感心しました。最後までゴールを目指す気持ちが衰えなかった姿を見られたときに、この日本代表は大丈夫だと思えました。
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この試合のスタッツです。
モンゴル 日本
ボール支配率 32% 68%
シ ュ ー ト 2 35
枠内シュート 0 24
パス(成功率) 178(51%) 779(86%)
オフサイド 0 8
F K 18 4
C K 1 12
P K 0 0
数字を見るまでもなく、日本が圧倒した試合でしたが、それでも守備の緊張感を緩めることなくクリーンシートで終えたことも評価したいと思います。
日本はこれで最終予選進出に王手をかけました。勿論、目標はそこではありませんから、前進を止めることのないようにお願いしたいと思います。
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ファジももう少し点が取れるようになってほしいですね。サッカーの醍醐味はウノゼロにあるとは言うものの、試合を観戦するときはそうとばかり言っていられません。
第32代米国大統領のフランクリン・ルーズベルトは野球で最も面白いのは「逆転に次ぐ逆転の末に8対7で決着する試合」と語りました。これがその後に語られるようになった『ルーズヴェルト・ゲーム』なのですが、サッカーも同様で「4-3」とか「3-2」とか、下手をすると馬鹿試合と呼ばれるゲームの方が熱狂できるものです。そういうスリリングな点の取り合いという試合をファジにも見せてもらいたいと思っています。試合には勿論勝ってもらわないといけませんが(笑)
よろしくお願いします。
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