「高校野球中国大会 第4日・・・下関国際とおかやま山陽が決勝へ !!」
高校野球
中国大会の準決勝が行われ、決勝進出の2校が決まりました。広島勢が2校、山口1校、岡山1校が残った4強。山陰勢には今回も厳しい大会となりました。山口1位の下関国際以外は広島3位の瀬戸内、広島4位の尾道、岡山3位のおかやま山陽が残る結果となり、「県大会下位チームが選抜に行く」という中国大会のジンクスは今年も引き継がれたように感じます。裏を返せば一発勝負のトーナメントは余程大きな力の差がない限り、どちらに転ぶか分からないと言えそうです。
記念大会の来春の選抜は既に中国地区から3校が選ばれることが決まっていますが、それでも甲子園を当確にするには決勝進出は不可欠です。従って、準決勝が準々決勝に続く大きな関門となります。
▽準決勝
下関国際
041 000 02│7
000 000 00│0
尾 道 (8回コールド)
(下)鶴田−品川
(尾)井上−森田

下関国際のエースで4番の鶴田が被安打4の無四球完封で8回コールド勝ち。打線校長のチームは当初から「中国大会で優勝するためにやってきた」と言うだけあって準々決勝・準決勝と連続コールド勝ちの完勝で決勝に勝ち上がりました。
おかやま山陽
200 101 000│7
003 000 010│4
瀬 戸 内
(山)有本−川上
(瀬)山崎・浴本−東大翔

今大会、打棒を振るう瀬戸内打線は試合終盤、特に最終回に大量点を奪う試合が続いています。だいたい新チーム結成後間もない秋の大会は投手力が優先されるのですが、今年の中国大会は打線の好調なチームが勝ち進んでいます。
山陽の有本は中国大会に入ってから調子が上向いてきたようで、瀬戸内の強力打線を抑えて決勝進出を果たしました。今夏、浅口市から初めて甲子園に出たおかやま山陽ですが、夏春連続出場に当確ランプが点きました。あとは、決勝で大差をつけられないことが大切…? いや、変なことを考えず勝利しましょう。甲子園の前に神宮へ行けば良いのです。
【決勝の対戦カード】
下関国際−おかやま山陽
中国大会決勝は、10:00プレーボールです。
2001年以降で岡山勢が選抜出場を逃したのは2014年の一度だけ。中国大会で強いのに甲子園で勝てない嫌な流れに終止符を打ちたいのです。
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