「2019年 高校野球秋季中国大会 6日目の試合結果 !!」
高校野球
来春の選抜出場を目指す各地の秋季地区大会もだいぶ大詰めに近付いて来ました。昨日、四国、東海とともに決勝が行われたのが中国大会です。
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1回戦から準決勝までの勝ち上がりをスコアで確認してみます。
まず、中国大会出場の16チームです。今年は鳥取が開催県なので、鳥取から4校、他の4県から各3校が出場しました。
鳥取県:@鳥取城北,A境,B八頭,C倉吉東
島根県:@矢上,A平田,B出雲西
岡山県:@創志学園,A倉敷商,Bおかやま山陽
広島県:@広島新庄,A尾道商,B盈進
山口県:@豊浦,A高川学園,B南陽工
最近は地方の中国大会でも私学全盛時代に突入しておます。しかし、今回の公私の比率を見てみると、公立校が9校(境・八頭・倉吉東・矢上・平田・倉敷商・尾道商・豊浦・南陽工)で私立高の7校(鳥取城北・出雲西・創志学園・おかやま山陽・広島新庄・盈進・高川学園)を上回りました。昭和の時代は、地方は公立の古豪と呼ばれる学校の全盛期でしたが、時が経った今では様変わりしました。今年はその意味では異質な大会かも知れません。
◇秋季中国大会の勝ち上がり
▽1回戦
鳥取城北 3-2 南陽工
平田 2-0 尾道商
矢上 6-3 盈進
倉敷商 2-0 境
出雲西 5-4 豊浦
創志学園 9-0 倉吉東
高川学園 7-5 おかやま山陽
広島新庄 3-1 八頭
▽準々決勝
鳥取城北 9-2 平田
創志学園 5-1 出雲西
倉敷商 10-9 矢上
広島新庄 5-4 高川学園
▽準決勝
鳥取城北 13-6 創志学園
倉敷商 7-4 広島新庄
大差の試合が例年より少なく、接戦が増えました。しかし、これは力が均衡しているというよりも、全体のレベルが低下していると感じられるので、喜んではいられません。
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では、決勝の試合結果です。
※11/3(日)
▽決勝
*どらドラパーク米子市民球場
鳥取城北
100 003 300│7
106 200 00X│9
倉 敷 商
(鳥)中川・阪上−安保
(倉)福家・永野−田村

決勝も大味なゲームになりました。点の取り合いというよりも、両チームの投手陣がピリッとしなかっただけのように感じます。
驚く方もいらっしゃるかと思いますが、倉敷商は秋の中国大会初優勝です。
元々、選抜甲子園未勝利が物語るように、チームが出来上がるのが夏前ということが多かったので、中々新チームで勝てない時代が続いていたのも確かです。「春に弱い倉商」の汚名返上が成るかどうかは、これからの精進次第でしょうね。
これまでの各地区大会優勝校は以下の通りです。
◇北海道
白樺学園
◇東北
仙台育英
◇関東
健大高崎
◇東海
中京大中京
◇北信越
星稜
◇中国
倉敷商
◇四国
明徳義塾
◇九州
明豊
神宮大会初戦で、倉敷商は初日に健大高崎と対戦します。また、第2試合では星稜と明徳義塾が対戦しますが、全国規模の公式戦でこの2校が対戦するのは「あの夏」以来です。メディアはそれを殊更に書き立てて煽っていますが、あの夏はもう27年も前のことですから、今の選手たちが生まれる遥か昔のことを今更言われても感は拭えませんね。
issanの神宮参戦は18日(月)の第3試合の予定です。
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