おじさんは、ボクシングが大好きです。
内藤は勝ってましたよ。見た目は悪い試合でしたし、ダウンも喫しました。しかし、明らかに有効打で上回っていました。相手の頭を喰らって、両まぶたをカットしたのが苦戦の原因です。
ところで皆さん、日本が生んだ世界チャンピオンで最強の男は誰だと思いますか

。
おじさんは常々言っていました。『日本最強は伝説の男』。"伝説の男"とは

。そうです、「ガッツ石松」です。元WBC世界ライト級王者です。
このジュニアもスーパーもつかない、正規のライト級王者は、日本人では、ガッツ石松と畑山隆則(WBA)、小堀佑介(WBA)の3人です。
しかし、畑山は日本のジム所属選手2人に対し、1勝1分の防衛2回、小堀は初防衛戦でタイトルを失っています。
石松は、このヘビー級に次ぐ、伝統のクラス、ライト級の世界タイトルを5度防衛しているのです(ボクシングの階級は当初、ヘビー級とライト級の2階級のみでした)。しかも、当時の対抗王者(WBA)は、伝説の"石の拳"ライト級史上最強王者と言われた『ロベルト・デュラン』でした。そのことを見ても、当時のライト級の層の厚さは物凄かったのが分かります。ケン・ブキャナンと戦った3度目の防衛戦は最高試合でした。
ところで、
おじさんが現役世界最強と思っているWBC世界バンタム級チャンピオン、長谷川穂積の話題です。NHKのディープピープルでの畑山、浜田と3人の話を見ていました。
長谷川は、「相手が息を吸った瞬間を打つ」とか「相手がパンチを打ちたくなる場所に自分の顔を持って行き、相手がパンチを出す瞬間にカウンターを合わせる」とか、超人的な話をしていました。実際、長谷川のKOパンチは『絶妙のタイミングとスピード豊かなカウンター』です。1秒間に10発以上打つことができる長谷川の連打と併せて、必殺武器なのです(ちなみに現役世界王者のまま亡くなった大場政夫の連打は1秒間に30発出たと言われています)。
「倒したパンチには手応えがない」と話す長谷川穂積が、おじさんの中で『史上最強の世界王者』の地位を掴むのはもうすぐです。既にバンタム級史上最強のチャンピオンには、なっているような気がします。"黄金のバンタム"エデル・ジョフレを越えたと思いますがどうでしょうか

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