4日目、幕内上位の勝敗です。左側が勝ち力士です。
明生 押し出し 阿炎
朝乃山 寄り切り 妙義龍
大栄翔 寄り切り 御嶽海
栃ノ心 首捻り 宝富士
貴景勝 叩き込み 遠藤
北勝富士 押し出し 高安
白鵬 上手投げ 隠岐の海
万全でない状態とはいえ、上位陣の成績はやはり寂しいです。幕内の全勝力士は4日目にして2人。前頭10枚目の正代と前頭16枚目の若隆景です。上位陣は余程奮起しないと、場所そのものの興味が薄れてしまいます。
さて、栃ノ心の首捻りは彼にすれば珍しいですね。
【首捻り】

右(左)腕で相手の首を抱えて左(右)手で相手の差手を抱え、首を抱えた手の方に相手を捻り倒す技です。これに対して首を抱えた腕から差し手の方に向かって倒せば首投げになります。
首を持って投げる、又は捻り倒す技で似ているのですが違うのが、徳利投げです。
【徳利投げ】

相手の頭を両手で挟みつけ、右か左に捻り倒す技。 日本酒をお猪口に入れる徳利を持つ際に頭(実際には首)の部分をつまむことが由来です。首捻りとの違いは、両手で相手の首を挟んで捻り倒すところです。
捻り技で首捻りと混同しやすい決まり手に、ずぶねり(頭捻り)があります。
【ずぶねり】

漢字で書くと「頭捻り」なので、似たような技かと思われがちですが、ずぶねりは相手の肩や胸に頭をつけ、食い下がり差し手を抱え込むか、肘をつかんで右(左)に捻るときは左(右)足を開いて、手と首を同時に捻りながら倒して勝ちます。図で見ると技をかけているのが黒いまわしの向こう側の力士ということになります。
また、滅多に出ない決まり手なので首捻りや徳利投げと間違われることがあるのが、合掌捻りです。
【合掌捻り】

相手の首の背側で両手を組んで左右どちらかにひねり倒す技です。名前の由来は掛け手が両手を組む様子が手を合わせている(合掌している)ように見えることからです。2000年に徳利投げが正式に決まり手として制定される以前は、今の徳利投げも合掌捻りと呼ばれていました。
栃ノ心の首捻りから、随分横道に外れてしまいました。本題に戻ります。
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4日目の三段目取組結果です。左側が勝ち力士です。
【4日目】
藪ケ崎 寄り切り 若龍星
望月 押し出し 琴全翔
安齋 押し出し 美浜海
春日龍 肩透かし 札野
琴明山 叩き込み 浪満
美 押し出し 神谷
朝乃土佐 不 戦 霧津羽左
琴進 押し出し 春日岫
春光 不 戦 山藤
若山中 押し出し 琴欣旺
琴福寿野 叩き込み 東輝龍
雅清 肩透かし 向田
土佐栄山 寄り切り 富士寿
謙信 叩き込み 雄亀湖
松山 引き落とし 藤川
大勇人 押し出し 栃春日
宮乃富司 下手投げ 朝虎牙
斗城丸 押し出し 桜富士
越乃花 押し出し 諒兎馬
大ノ蔵 押し出し 大乗
剛力山 上手投げ 大翔若
武蔵海 掬い投げ 小滝山
東照山 下手投げ 佐田ノ国
輝富士 叩き込み 櫻井
睦風 押し出し 琴虎
大翔樹 叩き込み 榛湊
隠岐の浜 寄り切り 寛龍
荒虎 押し出し 川渕
玄武丸 引き落とし 絢雄
濱栄光 外掛け 響龍
倉橋 押し出し 東翔
光源治 叩き込み 西園寺
若一郎 押し出し 藤乃若
翔傑 突き落とし 阿蘇錦
津軽海 寄り切り 天一
周志 押し出し 徳之武藏
銀星山 叩き込み 大喜翔
和蔵山 押し出し 電山
鋼 叩き込み 北勝誉
漣 引き落とし 聖冴
魁鵬 押し出し 恵比寿丸
大和湖 渡し込み 満津田
頂 突き落とし 栄風
琴乃秀 寄り切り 北勝龍
大葉山 押し出し 太一山
魁錦 寄り切り 剛竜
彩の湖 肩透かし 陽翔山
上戸 押し出し 出羽ノ城
濱豊 押し出し 北大地
【5日目】
柳田 − 若龍星
中尾 − 栃乃島
北洋山 − 琴全翔
安齋 − 淡路海
春日龍 − 美
高見劉 − 琴明山
神谷 − 小島
東輝龍 − 春日岫
春光 − 爆羅騎
浜田山 − 暁
琴欣旺 − 向田
佐田の豪 − 雅清
若錦翔 − 丸勝
夏野登岩 − 華王錦
伊藤 − 下村
大勇人 − 宮乃富司
泉川 − 大翔宗
朝大門 − 當眞
越乃花 − 大ノ蔵
吉井 − 大翔成
小滝山 − 大翔若
武蔵海 − 龍勢旺
東照山 − 大雷童
睦風 − 出羽東
佐田ノ国 − 常川
芳東 − 棚橋
北の若 − 大翔樹
荒虎 − 大天馬
玄武丸 − 益湊
川本 − 大翔前
中島 − 倉橋
藤乃若 − 西園寺
清乃海 − 若ノ藤
若肥前 − 天一
藤佐藤 − 津軽海
碧天 − 周志
栃満 − 阿光
鋼 − 舞蹴
元林 − 露草
漣 − 鈴木
東里 − 豊翔
大和湖 − 頂
龍司 − 庄司
琴乃秀 − 深海山
千代の勝 − 琴誠剛
陽翔山 − 千代雷山
宗像 − 剛竜
濱豊 − 出羽ノ城
大野城 − 上戸
場所はまだまだこれからです。勝ち続けられるように頑張りましょう。
頑張れ!
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