神奈川は江戸方面にも近いせいか
あまり漢方外来が多くない気がするのは気のせいだろうか?
都内まで乳児を連れているのはとても気が滅入るし
町田の病院は週に1回しか診察がなく
何か困ったことがあったら、先生に聞くことも出来ない。
最後の望みはF市の病院。
漢方専門病院だけど、かゆみ止めなどの外用薬を一切くれないと書いてある。覚悟した成人ならともかく赤ちゃんには酷な話だし
毎日泣き叫ばれたら、もしかしたら発作的に殺しちゃうかもしれないって
すごく怖かったから、最後の最後まで乗り気じゃなかった。
著書が出ているなら読んで見るのも悪くないと、取り寄せてみた。
さすがに汎用性がないから、値段は高いし
あまりぱっとしない装丁。
しかし読んで見て意外と理論的に良く書かれてあると
感じた本だった。
とにかく、実態のわからない漢方を
データを取って説明しようとしている所に好感が持てた。
だが、これだけデータを取るって事は
患者には検査代がたくさん乗っかって請求されているんだろうな。と
ちょっと気持ちにブレーキがかかったけど。
お血は近頃話題のドロドロ血液の事をさすと思ってもらえばわかりやすい。しかし、なぜそれが悪いのか?どうしてアトピー性皮膚炎になってしまうのか?Dr.岡田は解説してくれている。
著書にある通り、昔は漢方を信じてなかったというのが
逆に功を奏しているようだ。

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