アトピーには和食が一番と言われますが
Aクリニックでいただいた『アレルギー体質の方の食事について』には
和食中心のメニューが日本人の腸に最適だからとあります。
特にスパゲティー、ラーメン等カナカナメニューは避けるようにとあり
さらにアクの強いもの(トマトやホウレンソウなど)卵や魚卵甲殻類なども避けることとあります。
チョコレートやアイスクリームなどべたべたした甘いものは最悪とありますが、甘いもの全般に関しては書いてありません。
熱海の先生からは玄米を中心とした和食を勧められました。
食事の取り方として朝10、昼8、夕6の配分として
生野菜、果物、炒め物、揚げ物は夕食時以降は食べてはいけない。
痒くなるものとしてココア、コーヒー、チョコレート、えび、かに、いか
、さといも、とろろいも、たけのこ、もち米で作ってあるもの、豚肉、カレー、白砂糖、卵も注意とあります。
現在の病院はもっと厳しく
アトピーの人は2週間ほとんどの糖分と油分を絶った食事を指導されます。
それが出来ないようなら通院は無理だと言われます。
しかし、その2週間を過ぎると
今までジュクジュクしたりしてた状態が
まさに枯れたような様子になるからだそうです。
ではなぜ糖分と油分が悪者なのでしょう?
まず体全体に栄養を運んでいるのは血液の中の赤血球と呼ばれる円盤型の物ですが、血液中の糖分や脂肪が多いいわゆる
ドロドロ血液だと、血液全体の粘度があがり、細い血管内を流れにくくなります。そして、その状態が長く続くと、
赤血球が硬くなってしまうのです。
皆さんがご存知のように、人が生きていくために必要な栄養は血管を通って体の隅々まで行き渡ります。末端にある毛細血管は非常に細いため、赤血球はあるていど柔軟に形を変えて毛細血管の中を通り抜けて細胞に栄養を運んでいるのです。
しかし、硬くなった赤血球は狭い毛細血管に入り込むことが出来無いため
栄養が届かない細胞が次第に死んでいってしまいます。
これが皮膚で起こると
スカスカの皮膚になってしまい
いろんな刺激に反応を起こすアトピー性皮膚炎となるのだそうです。
ですからまずは血液を健康にするために
糖分と油分をカットする食事にする⇒それには和食が適しているという事になりますね。

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