先週、ぶらりと、いつもの園芸店を覗いたところ
バラ苗が沢山入荷してました。
お馴染みのイングリッシュ・ローズはもとより
今年はデルバールの株がかなりのスペースをぶんどってましたw
バラ担当の、私と同年代と思しきおっちゃんが
マダム10名弱を従えて、マエマの売り込みに熱弁を揮ってました
もう、笑っちゃうほどに熱く語り、どんなバラを手にしようとも
ナエマへ、ナエマへ、ナエマへと導き、本日10株以上売りさばいた模様ww
昨日、ネットを見てたら
ナエマの片親がヘリテージってのを見まして
ぎょぉぉぉぉぉぉっと軽く眩暈が
ナエマ、おっちゃんじゃないけど
イイです!香りがw
相当にGood!です。
ただし、個人的に色と形は左程でもなく
いま一つ、踏み込めません。
香りは、ほんまに良いです
あやうく、おやじの一本釣りに釣り上げられそうになりましたが
レジに立った時には
グルス・アン・テプリッツなる
聴きなれない(後で、調べたらメジャー級じゃないですかw)株を手にしてましたw
無意識のうちに手にしていたポイントは
単純に赤いバラだったことと作出国がハンガリーw
そう、あのややこしく長ぁい名前のハンガリー作出バラ
ユアインネルン・アン・シェロス・シャールフェステンと
祖国が同じってこと
たった、これだけの理由からでした。
戻って調べてみれば・・・ありま!
Rudolf Joseph Geschwind(ゲシュヴィント)作出とな
ゲシュヴィントって、ユアインネルンも作出してるし
ウジェーヌ・E・マルリも作出してるし
ちなみに、ウジェーヌ・E・マルリって「紫燕飛舞」て四文字熟語の名前持ってる
で、アン・テプリッツも「国色天香」って四文字熟語の別名がある。和名は日光だそうな
なぁんか、面白い
名前の由来は「テプリッツへのあいさつ」らしいので
あたしゃ、てっきり作出国ハンガリーってなってるから
ゲシュビントって人の故郷はハンガリーで、テプリッツはハンガリーと思ってたら
( ̄[] ̄;)!ホエー!!
チェコだそうな
しかも、しかもググってみれば
出るぞ、出るぞ芋づる式に(バラとは関係ないけど)
チェコのテプリツェには宮廷庭園(シュロッスガルテン)ってのがあって
ここで、ゲーテとベートーヴェンが初めて出会った場所とのこと
このテプリツェってプラハより北の方で
テプリツェとプラハの近くにはカルロヴィ・ヴァリKarlovy Vary (カールスバートKarlsbad) って有名な温泉地があるんだそうな(わしゃ、初めて知ったけどw有名らしい)なんだか、地球の歩き方になってきたぞ!
で、ゲシュヴィント1829年生まれだそうで
チェコはかつてハンガリー王国、オーストリア・ハンガリー帝国の歴史を経て
今日があるわけで・・・おおおおおお
で、作出国がハンガリーっつーことなのね(長かったw)
主題をすっかり忘れそう(つーか、忘れっちゃってるよw)だけども
このグルス・アン・テプリッツ、何でメジャー級なのかってと
バラ好きな方では、当たり前かもしれませんが(くどいですけど、わしゃ知らんかった)
宮沢賢治が愛したバラってことで有名なんですね
ほんま、知らなかったよぉぉ〜*o_ _)oバタッ
実際には、宮沢賢治が花巻共立病院院長宅に植えたバラが
たまたま、このバラだったってことのようですけど
温泉地カールスバートが近くにある故郷へ名前を捧げたゲシュヴィントのバラ
花巻温泉のある岩手県を愛した宮沢賢治が植えたバラ
なかなか、興味深いと思いました。
うまいこと一つにつながったぞぉ(あちゃこちゃググったから当然だけどもw)
伏線を張り巡らせながらの大円団、推理作家になれるなw
来春が楽しみだよぉ

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