こちらは台風の影響も無く、無事運行できました。
今日は久々に土曜日休みです。
昼から家族でスーパー銭湯と回転寿司を楽しんできます。
さて、今日の話題は「運行ダイヤ」です。
運転士は点呼時、スターフ(運行ダイヤ表)を受け取ります。
始発、主な経路地点、終点での時間は記入してありますが、
1つ1つのバス停の時間は書いてありません。
始発地点を定時に出発し、次の主な経路地点に書かれている時間に
着くように運行するのです。
そのためには、運転士の「腕」が必要になります。
この区間は30キロで走って行けば早発しないとか、
バス停にお客様がいて、乗降に時間がかかる、
逆にバス停にお客様がいなく、通過する、信号に引っかかる、
渋滞に巻き込まれる、お年寄りで乗降に時間がかかる、
車椅子のお客様の乗車(いまだに私は経験ありませんが)
などなど、定時運行するには障害がさまざまです。
でも、安全に、定時運行するのが運転士の役目です。
一番の難しさは「信号機」です。
横断歩道の信号機を見て、交差点通過するか、しないかは
できても、引っかかる、引っかからないは読めません。
タイミング悪い時は、1本づつ引っかかるし、
タイミングのいい時は、「青、青、青」と進めるし、
信号機だけは予測できません。
道がすいているのに、信号が引っかかりすぎて
バスが遅れると、バス停で待っているお客は
「道すいとるのに、なんでバス遅れるん?」と思います。
渋滞なら、「渋滞しとるからバス遅れとるのやな」と思ってくれます。
逆にお客様の立場になれば、バスを待つのはいらいらしますが、
遅れても安全運行のため、がんばって走っています。
多少遅れても、大きな心で、バスをお待ちください。
あぁ、バスの定時運行は難しい・・・。

0