2013/4/26 16:48
明日からいよいよGWに突入ですね。
GW期間中、私の公休は1日と2日。(泣)
祝日に1日もかかることなく、見事に平日休みかぁ。
まぁ、どこへ行っても混んでるし、仕事して頑張りますかね。
そういう明日は高速乗務。
通常はワンマン運行なのだが、GW期間は2マン運行。
GWの前半、3連休の初日とあって強烈な混雑が予想されますが、
あきらめモードで頑張るとしましょう。
相方の運転士さん、よろしくお願いいたします。
さて、先日あった路線乗務していての話。
夕刻、郊外から駅に着き、車内のお客さんが次々と降りて行く。
そんな中、1人の中学生。
真新しい制服や靴を見ると新1年生でしょうか。
乗車時にICカードをタッチし忘れ、降車時にエラー。
エラー処理を行うと残額不足で100円足りない。
「ぼく、あと100円ね」と言うと、
後ろのお客さんがいたこともあり、後ろに引っ込む。
次に降りたお客さん、若いカップルなのだが、
「すみません、1万円札両替できます?」と彼氏が聞いてきた。
「お連れさん、細かいの持っとらんけ?」と彼女に促すと、
財布を開き「あ、あった」と2人分一緒に払う。
(おいおい、そんなの運転士に聞く前に、彼女に借りて早く降りろよ)と思ってしまう。
車内に最後に残った、残額不足の中学生、
「ぼく、お金40円しか持ってなくて・・・」と今にも泣きそうな非常に困った様子。
「じゃあ、今度バスに乗った時に100円払ってね」と今日はそのまま降りてもらう。
このやり取りを聞いていたのか、先程降りた若いカップルが戻って来た。
「ぼく、100円貸そうか」と彼氏。
「いえいえ、今度バス乗った時に払ってもらうから」と丁重にお断り。
彼女がいたから良いところを見せようと思ったかもしれないが、
見かけによらず、この彼氏はいい人。
でもこの中学生、本当に困っただろうなぁ。
ICカードにお金があると思ってバスに乗ったら残金がなくて、財布にお金もなくてじゃ。
バスに乗り始めた新1年生じゃ、ICカードの仕組みも良く分からないだろうし。
親御さん、しばらくは子供のICカードの残金にも注意して見てあげてください。
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2013/4/13 16:11
昨日は休日出勤で路線乗務。
夕方のラッシュも終わり最後の1本での出来事。
あるバス停でお客様が数名降車。
一番最後に制服を着た女子高生が降りて行く。
運賃は230円なのに運賃箱には、なぜか80円!?
降りて行こうとする女子高生に、大きな声で
「ちょっと、お姉ちゃん!」と呼び止め、手招き。
「何か間違ってますか?」と自信満々な態度。
運賃箱のベルトを止めたまま、証拠の80円を見せ、
運賃表示器を示し、「どこに80円て書いてある?ちゃんと払お」と一喝。
「あといくらですか?」と女子高生。
「あと150円ね」と言うと「50円玉ないんやけど」と女子高生。
「そんなん、両替して払って」と両替させる。
両替中にも「お金ごまかさんとちゃんと払お」等と喝を入れるが聞く耳なし。
残りの150円を運賃箱に入れ降りて行きました。
結局、女子高生からは「すみません、ごめんなさい」などの
謝罪の言葉は一切なし。
呼び止めた時に「何か間違ってますか」と自信満々な割には、
異議も言わずに素直に財布を取り出すし。
素直じゃないねぇ。
素直じゃない子は可愛くないよ・・・。
運賃箱に硬貨をジャラジャラっと入れれば、
いくら入れたか運転士は分からないとお思いでしょう。
しかし運転士は毎日、運賃箱に流れる硬貨を見ていますから
経験で一瞬に不足が判断できます。
50円を100円に見せかける。
→穴が開いているからすぐに分かります。
1円を100円に見せかける。
→硬貨の重さが違うので、運賃箱に落ちた時の重みで分かります。
などなど、運賃をごまかそうとしても無理です。
金曜日の夜とあって遅れているバスが、この1件でさらに遅れましたが、
大切なのは運転士が運賃を良く見ているということを示すこと。
お金をごまかすのは泥棒と一緒。
不正乗車はいけません!
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