☆ハウスの3分類
西欧占星術では地平線(アセンダント)とMC(天井)が決まるとディセンダントとIC(がきまる)
それをアセンダントの地点から半時計回りに12分割して12ハウスが決まる。
各ハウスには意味があるが、全てのハウスが同じ強さではない。
アンギュラーハウスと呼ばれる1・4・7・10ハウスが一番強くケーデント・ハウス(M) 第3・6・9・12ハウスが一番弱い。
例えば、殆どの惑星がアンギュラーハウスにあると、その人の人生は盆と正月とクリスマスが毎日訪れる常に忙しく沈まぬ太陽な人生になる。
逆に、ケーデントハウスのみに惑星が入っている人は、物静かな人生を送る。
因みに福地結路の場合は、10惑星の内のアンギュラーに惑星5つケーディントに惑星1つ
福地結路はそれなりに人生においてイベントが用意されている退屈しない人生の様だ。
○アンギュラー・第1・4・7・10ハウスのこと。
アンギュラー・ハウス(C)は、過去の周期の清算・整理を済ませ、物事の優先順位(オーダー)を定め直し、次の課題の取り組みを実質的に決定します。
過去(古いパターン)を壊して、清算し、新たな自分を生きようとする為、一見、乱暴、強引、無情、反抗的にも見えます。
一挙に、物事を変えてしまおうとします。目立ち際立つハウスです
。また、軸(アキシス)によって代表されるハウスという意味もあります。
最も、威力が大きく重要なハウスは、アンギュラー・ハウスであり、これは軸(アキシス)で始まるハウスです。
○サクシーデント・ハウス(F)第2・5・8・11ハウスのこと。
サクシーデント(F・固定)ハウスは、ある特定の目的や、決められた課題を達成する為の、意識の固定、維持、持続、明晰な知性、現実にする為の堅実的な知恵を持つハウスです。
その為、アンギュラー・ハウスで決められた課題を推進し、成長・育成させます。その方法は、堅調であることと、普段からのコツコツとした積み重ねによるものです。
○ケーデント・ハウス(M) 第3・6・9・12ハウスのこと。
3分類の3番目のケーデント・ハウスは、物事を熟成・完成させる為の、深い思索や、分析、細かい作業を好みます。その為、神経質でか弱い一面もあります。
また、物事の物質・形態的な面を完成させます。
また、人間の肉体的欲求にも答え、人間初期の育成と成長ももたらします。
☆ハウスについて
ハウス自体にも強弱の強さがあるが、弱いハウスでもそのハウスに惑星が集中していればそのハウスの意味がその人の人生において強調される。
福地結路場合
4室 太陽 月 水星
8室 天皇星 木星 冥王星
10室 海皇星 火星
一番強調されるのは、アンギュラーハウスに三つ惑星の入った4室となる。
その場合、4室のテーマを実践して行く事が、今生での開運のポイントとなる。
第1〜3ハウスは子供の段階(幼少期)。
第4〜6ハウスは第4ハウスで表される家庭に守られた個人的段階(青年期)。
第7〜9ハウスは第7ハウスの結婚で表される独立し社会参加する段階(独立・中年期)、
第10〜12ハウスは様々な制約から放たれる開放の(霊的な)段階、もしくはそれまでに蓄えてきたものを社会的に還元する段階(老年・晩年期)とも言えます。
●第4ハウス(家庭の室)
第4ハウス家庭生活や社会生活など、人生全般の生活環境を見ていくところです。
本来の自分へと帰るための場所です。
家庭環境や家族との関係、および住居や故郷を表します。
また、晩年の状況も表します。
家庭、私生活、両親、家族、血縁関係、住居、晩年、墓などを意味する第4ハウスは、天底(IC)に位置しており、人生におけるすべての結果が出るハウスと言われています。
第2ハウスの動産でなく、第4ハウスは不動産を表します。また、文筆から得られる収入や、短期旅行での利益など、第3ハウスの結果として得られるものも示します。
第4ハウスは、IC(始まり)、月(年齢域0〜7歳)を通して、人生の初期と関係しています。
第4ハウス(蟹座)は、もう1つのスタートラインであり、受胎(生命の誕生・転生への門)の意味も示します。
第4ハウス(IC)は、天底も示し、大地(地面)も表します。また、そこから動かないもの、不動産や土地などの意味も生まれます。人間生活の最初の必要な基本的環境(条件)としての農業や穀物も表します。
第4ハウスは、「家庭(家族)」、「住居」、「母親(両親)」、「プライベート」、「防御(安全)」を表します。ICは母や家庭を表し、MCが父や社会性を表します。またナチュラル・ルーラーの月が、子を産み育てる「母親」との関連性を示しています。家庭の役割として「くつろげる場所」の意味から、「休息」や「安らげる場所」も示しています。蟹の集合性から「人の集合する(集まる)場所」とも言えます。
第4ハウスは、水であり、陰である為、一見、目立ちませんが、アンギュラーである為、決定力のあるハウスでもあります。母は、家庭や生活、住居、飲食など生活の基本事項の多くを扱う実力者です。
IC(第4ハウスカスプ)は、「ICで始まり、MCで頂点を迎える、この世界で準備してきた計画の、現実的なスタート・ライン」を表します。第4ハウスは、第2周期目の始まりを示すアンギュラー・ハウス(C)です。第1周期目の(自己の)計画・準備が完了し、他者との関わりの中で行動を開始する段階です。
最初の水(生命)のハウスでもあり、肉体の生命の誕生(受胎・始まり)も示します。生命は、水から発生し(生まれ)、水に戻ります。また第4ハウスは、最初の「火地風水」のサイクルの終わりで、このサイクルの完成を示し、蟹(第4ハウス)で、肉体人間は、初めて血の通った生命(誕生)となります。(またナチュラル・ルーラーの月が肉体の完成に貢献します。)第3ハウスで、活動(交流)と学習を開始した人間は、第4ハウスで、感情(心)を宿します。その為、思春期の子供達とも言えます。
第4ハウスは、その人のルーツと起源を表します。(子供・青年期に影響を与える)親(両親)の家と状況を表し、またどのように家族と関係する(関わる)かの、我々の家族に対する態度や姿勢を表現しています。

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