映画「太陽とボレロ」  映画

6月7日、映画「太陽とボレロ」を見た。

それに先立ち、6月4日の「題名のない音楽会」で小林研一郎がラベル作曲「ボレロ」を指揮していたのを聞いた。ゲストは水谷豊と檀れいだった。

「題名のない音楽会」で取り上げたのは、これは司会者の石丸幹二が映画に出演している事もあるだろう。映画の宣伝になっていた。

ラベル作曲「ボレロ」は私の好きな曲である。
これは中学の音楽の鑑賞曲で衝撃を受けた。同じメロディーが何回も繰り返すが、楽器を段々増やし、和声も増やし、転調もする。決して飽きない。段々盛り上がっていつ終わるかと耳を澄ませていると、アッと思ったら最後だった。終わり方がカッコいい。ベートーヴェンと違う斬新さを感じた。

最初から最後まで執拗に継続される同じリズムを小太鼓が刻む。
教科書にリズムが載っていなかったのか、私は気になってノートにリズムを書こうとしていた。だが私はなかなか書けなかった。

それを巡回していた音楽の教師が、挙動不審な?私の所へ来て「書けないだろう」と言って笑って立ち去ってしまった。
別に悔しいとかの思いはしなかったが、そのリズムを知りたかった。この事は忘れられない。

「ボレロ」は人気があり、何年か前に大晦日の恒例「東急ジルベスター」で「ボレロ」をオーケストラが演奏して、ちょうど終わりが午前0時を迎える番組を見た。
ちなみに昨年の大晦日は「エグモント序曲」でピッタリだった。

和楽器でも編曲されて、知人から楽譜をいただいて練習もした。ただ、未だ演奏会では演奏していない。

その編曲だろうか、随分前の話だが鈴慕会新年会にある人がその楽譜を持参して、先代鈴慕先生に見せたところ、先生が尺八で吹き出した。尺八で演奏するのは難しい。

期せずして、邦楽ジャーナル6月号に「ボレロ」が編曲されたのが載っている。
笛、尺八、三味線、箏、十七絃、締め太鼓の編成である。
原曲はハ長調であるが、和楽器で演奏しやすいヘ長調で書いてある。

せっかくだから尺八で練習してみた。最初のメロディーは割と簡単だったが、やはり転調したりすると、尺八では半音のところは困難だ。

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ここで本題の映画「太陽とボレロ」に戻る。

ある地方都市のアマチュア交響楽団(弥生交響楽団)が解散する事になった。
主宰者はラストコンサートを計画するが、様々な出来事が起こり、無事開催出来るのか?

脚本・監督・出演(指揮者)を水谷豊が見事にこなした。
映画「太陽とボレロ」では、クラシックの有名な曲が演奏されるので、聞くだけでも素晴らしい。

主宰者を檀れいが演じ、石丸幹二がサックスでソロも聞かせる。森マリアがヴァイオリンを演奏。森はヴァイオリン歴10年だから演奏も上手い。

檀れいが娘役なら、母親役が檀ふみとは、しゃれている。

田中要次がホルン、六平直政がコントラバスを担当。

田中要次らは1年間楽器の練習をしたそうだ。
劇中には「白鳥の湖」「タイスの瞑想曲」ビゼー作曲「ファランドール」ベートーヴェン作曲「交響曲第7番」等がオーケストラで演奏されたので、コンサート会場にいる臨場感もあった。

映画のラストは西本智美率いるプロのイルミナートフィルハーモニーオーケストラと共に「ボレロ」を演奏するが、吹替なしで演奏したそうだ。西本智美の指揮ぶりもカッコいい。私も指揮をやってみたいな。

「ボレロ」は圧巻だった。最後は思わず拍手をした程だった。
音楽は素晴らしい。

考えてみるとこの映画と似た作品を何本か見ていた。
以前、2015年2月に私のブログにアップした映画「マエストロ」は西田敏行が指揮者。
ヴァイオリンでコンサートマスターを松坂桃李が演じた。これを見て松坂桃李は今後売れると思った。

「オケ老人!」は2016年に見た。
年寄りばかりのアマオケで杏が指揮者。笹野高史がコンサートマスター、左とん平がクラリネット、藤田弓子がオーボエ、小松政夫がチェロで出演。芸達者がそろった。
さらに今NHK朝ドラの「ちむどんどん」の主役、黒島結菜(コンサートマスターの孫娘役)も出ていたとは知らなかった。

DVDでは「オーケストラ・リハーサル」をレンタルビデオ店で借りて見た。
1979年のイタリア映画である。


映画「太陽とボレロ」の詳細は公式HPをご覧ください。

あいつ今何してる  映画

先日、テレビ朝日で「あいつ今何してる」を見た。
それに触発されて、気になっていた元会社の「夜の上司」Kさんに電話をしてみた。

ある人の偲ぶ会で一緒に飲んだのが2005(平成17)年7月で、あれから17年経っていた。

Kさんとは在職中、居酒屋に行ったり、スナックでカラオケをした。
カラオケでは「音程が正しいな」と言ってくれて嬉しかった。

しかしあるスナックでマスターがカセットに録音してくれたのを聞いたら、下手で愕然とした。如何に歌手が上手いかを思い知った。

電話ではKさんは「覚えていてくれて嬉しい」と言い、共通の知人の消息を聞くことが出来た。

「あいつ今何してる」で思い出したのが「サウンド・オブ・ミュージック」のメンバーが今どうしているかなと思ったのである。

下の写真は、私所有のレコードとDVDである。レコードは随分前に買って、何度も聞いた。
DVDは何年か前に購入した。

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サウンド・オブ・ミュージックは1965年公開のミュージカル映画である。

内容はオーストリアの退役軍人のトラップ大佐が家庭教師としてマリアを迎え、やがて結婚してマリアは先妻の子供達7人に歌を教え育てていく。

この作品は第38回アカデミー賞の作品賞など5部門を受賞した。
しかし主演のジュリー・アンドリュースは前年の「メリーポピンズ」で主演女優賞を受賞したのだが、この作品はノミネートされたが受賞は逃した。

私はこの映画が好きで1に上げている。

劇中歌には「前奏曲、サウンド・オブ・ミュージック」「自信をもって」「もうすぐ17歳」「私のお気に入り」「すべての山に登れ」「ひとりぼっちの羊飼い」「ドレミの歌」「なにかいいこと」「エーデルワイス」「さよならごきげんよう」などがある。

夜中に目を覚ますと頭には「ドレミの歌」や「ひとりぼっちの羊飼い」「エーデルワイス」が出て来る。困ったものだ。

そこで気になったのが、あの人は今どうなったかだった。
YouTubeで調べてみたら、2020年に作成された動画が参考になった。

そこで、公開時の年齢から56年後として、現在の年齢を推測して掲載しよう。

マリア役のジュリー・アンドリュースは公開当時30歳ー現在86歳
トラップ大佐役のクリストファー・プラマーは36歳ー91歳没(2021年)
残念ながら昨年に亡くなった。

彼は晩年まで俳優として活躍しており、2014年公開の映画「トレビィの泉」も見た。
この映画はクリストファー・プラマーの妻役がシャリー・マクレーンであった。
シャリー・マクレーンは1960年公開の「アパートの鍵貸します」にジャック・レモンと共演した。エレベーター係で、ジャック・レモンが惚れる役で大変面白い映画だった。
あの美貌もすっかり忘れてしまう程に、おばあさんだった。

話を戻す。

修道院長役のペギー・ウッドは73歳ー86歳没
子供たちは役者名で長女のリーズルは22歳ー73歳没
フリードリッヒは15歳ー71歳
ルイーザは15歳ー68歳没
クルトは14歳ー70歳
ブリギッタは12歳ー68歳
マルタは8歳ー64歳
グレーテルは6歳ー62歳

長女リーズルの恋人役のロルフは21歳ー77歳
修道院のシスターたちは皆亡くなった。

いろいろ調べて行くと、マリア本人が出演している場面はどこか見たくなった。
DVDを見たところ最初の方の、ジュリーが修道院を出た建物の中庭に通行人として、確かにマリアとその娘2人が、左から右に歩いて行くのが見えた。遠くにほんのわずかだ。

ジュリー・アンドリュースは60歳ごろでも、綺麗で人気がありライブで歌っている映像がある。
晩年のクリストファー・プラマーとキスシーンもあり、羨ましい。

話が違うが、このブログは何日もかけて書いて来たのだが、ある日Enterキーを押すところ、誤ってBackSpaceを押してしまったらしく、その日の文章が全部消えてしまった。
時々「変更する」などしておかないと、大変な事になるとつくづく思った。

なれが生じ、半ばキーを見ずに打っているので、消えてしまったのだ。
なれは馴れか、慣れか、熟れか、いろいろな漢字がある。
本当に感じ変換、いや漢字返還に困る。嫌な感じだ。

最近見た映画  映画

9月8日は調布まで出掛けて映画「パヴァロッティ」を見た。
ドミンゴ・カレーラスと三大テノールと言われた。
彼はイタリアで生まれ1935年〜2007年に亡くなった。全盛期の歌唱や私生活など、インタビューにも答えて、作品が出来上がった。

歌はヴェルディ作曲リゴレットより「女心の歌」、「誰も寝てはならぬ」の他、「オ・ソレ・ミオ」は三大手テノールと共演するのだが、「オ・ソレ・ミオ」には恐れ入った。

カデンツァで節を長く引っ張り、ドミンゴ・カレーラスはびっくりして、二人とも真似をした。そのしぐさが面白かった。

歌はもう完璧だ。素晴らしい美声で、正しい発音に高音。特に「ハイC」と言われる音の高さは、すごい。ジュースと間違ってはいけない。ハ長調のドで私の最高音がEなら、さらに5音高いCである。もう圧倒的な声量で皆を魅了する。芸術は素晴らしい。感激した。

パヴァロッティが歌う会場はどこも満員。もてる故、私生活では離婚、再婚、愛人など波瀾万丈の生活を送ったが、最後に最愛の4歳の女の子を残して、亡くなったのは悲しい。

15日には映画「ミッドウェイ」を見た。
1941年12月ハワイ諸島の真珠湾(パールハーバー)に日本海軍(山本五十六大将)が奇襲攻撃をかけた。

爆撃機の空中戦が凄い。パイロットになって自分が操縦しているかと錯覚する。
戦争は悲惨である。二度と日本は戦争をしないように言っておく。

期せずして日本軍の組織論的研究「失敗の本質」の本を、高校の同級生から貰って読んでいた。この中に「ミッドウェー作戦」の項もある。
かなり売れていると新聞に出ていた。

10月13日映画「実りゆく」を見た。長野県の農家の息子がお笑い芸人を目指して上京、と予告編を見て興味を持っていた。

ロケ地も知らずに見たところ、なんと我が飯田のすぐ近くの松川町のリンゴ園が舞台だった。
南アルプスを望むいいロケーションである。内容は素晴らしく、感動するし、面白かった。

父親役は田中要次。飯田弁を話していた。彼は木曽出身だから違和感は無い。
息子役は漫才コンビ「まんじゅう大帝国」の竹内一希。

この映画も、田舎(飯田)を捨てて(?)上京した私にも共通するものがある。ある場面では涙も出た。実話に基づく映画だ。

松川町には、果樹園を営んでいる私のいとこ(撮影場所のすぐ近所らしい)もいるし、前松川町長は高校の同期生である。

彼に早速メールをしたところ、返信では「改めて郷土の素晴らしいことを、痛感しました」とあった。

皆さんもぜひ見て欲しいな。

「この道」の映画  映画

1月19日(土)に映画「この道」を見た。
「この道」と言ったら北原白秋作詞、山田耕筰作曲で有名な童謡である。
ウキペディアには「童謡」とあるが、素人が歌うには難しく歌曲的だ。

〽1 この道は いつか来た道
    ああ そうだよ アカシアの花が咲いてる

2番には、白い時計台だよ 3番には、お母様と馬車で行ったよ と歌われる。

1、2番で場所は札幌らしく、3,4番は故郷柳川らしいが、映画の中では白秋本人がそれぞれ思い浮かべる場所で良い、と言っている。

私は映画に先行して八王子のカラオケ館(歌舞伎町のカラオケ館でなくて良かった)で「この道」を歌ってみたが、上手く拍子に乗れなかった。

帰って調べたら拍子が目まぐるしく変わるのだ。四分の三拍子で始まり、四分の二拍子、四分の三拍子を交互に繰り返すようになっている。

北原白秋(隆吉)は詩人、童謡作家、歌人、であり新民謡や軍歌までも作詞した。
1885(明治18)年〜1942(昭和17)年、熊本県南関町に生まれ、まもなく柳川市に移った。

白秋は俳句の季語である。私も「北原」である縁から、昔川柳でもひねろうと「北原白春(はくしゅん)」を勝手に名乗った事がある。そう「はくしょん」でも良かった。

そんな縁で、私は若い頃(30代)の春、九州一人旅で柳川市を訪ね、「北原白秋記念館」も見学した。彼の生家(商家で主に酒造業)の裏庭に隣接して建てられていた。

柳川市は水郷の街で、船には乗らなかったが川べりを歩いた。しかし冷たい雨が降っておりちょうど昼飯時で、近くに見つけた「ウナギ屋」さんで、うな重を食べたが、実に上手かった。

白秋は上京して、早稲田大学英文科に入学。
次々に詩を発表して話題になり、人気が出た。一方で女たらしで、不倫の上姦通罪で逮捕されてしまう。
それでも懲りずにその相手「俊子」と結婚。だが離婚、再婚を繰り返して3度目の結婚までもした。

しかし、「歌心」があるので、子供と遊ぶのが好きだったり、小鳥も良く観察して「詩」にした。
かなりの自信家で、もう「詩」そのものが「歌」だから「曲」はいらないと豪語する。
そこに近づいて来たのが「山田耕筰」である。

時にはケンカ沙汰になったりしたが、山田耕筰が作曲した「この道」や「からたちの花」の曲は絶賛された。

映画では北原白秋は大森南朋が演じ、山田耕筰はEXILE のAKIRAが演じた。
大森は白秋の感じがしっかり出でいたし、AKIRAも好演だった。

劇中、北原白秋没後10周年演奏会で「この道」を山田耕筰が指揮をして、小学生らが体育館のステージに上り、オーケストラで合唱するシーンがあった。
音楽は後で入れたもので、画面と合わず、指揮と曲がずれたのが気になった。

北原白秋の作品には、雨ふり、砂山、からたちの花、この道、ペチカ、あわて床屋、待ちぼうけ、城ケ島の雨、ちゃっきり節、愛国行進曲(補作)や校歌、応援歌など多数ある。

やはり劇中に「からたちの花」を安田祥子、由紀さおり姉妹がNHKラジオのスタジオで歌うシーンがあったけれど、もっと童謡を演奏会形式で聞きたかった。

与謝野鉄幹役の松重豊、与謝野晶子役の羽田美智子や鈴木三重吉役の柳沢慎吾など、役者はそろっていた。

エンディングはEXILEのATHUSIがせつなく「この道」を歌っていた。

ラ・ラ・ランドを見た  映画

日本公開の初日の24日に、「ラ・ラ・ランド」を見た。

詳しく知りたい人は公式HPをご覧ください。
主演男優のライアン・ゴズリングは吹き替えなしで、ジャズピアノを弾いたし、主演女優のエマ・ストーンは魅力的だ。
何と言っても本場のジャズの演奏は、素晴らしい。映画「セッション」も見たが、同じ監督だって。

(2/28追加=アカデミー賞の作品賞にノミネートされていた、「ラ・ラ・ランド」は発表時にハプニングがあった。一度は「ラ・ラ・ランド」と発表されたが、実は「ムーンライト」だった。
予想通り、「エマ・ストーン」が主演女優賞を受賞した。まさに「石」のような、意志の強い演技で感心した。その他、監督賞、撮影賞、作曲賞など6部門を受賞。)

初日とあって、館内は混んでいた。特に女性が多かったと思う。

何気なく、空いている真ん中あたりの右側4席の通路側を確保したら、隣に60歳位のおばさんが来てびっくり。わざわざ俺の隣に来なくてもと思った。

作品は、売れないジャズピアニストと売れない女優の出会いから、それぞれ夢をつかむまでを描いているが、後半が物足りなさを感じた。
ハピーエンドを感じさせながら、実はそうでない所がひねってあり、素直な感じではなかった。
もう一つ物足りないのである。

1/21には「本能寺ホテル」、2/6「スノーデン」も映画館で見た。
やはり、自宅でDVDを見るのとは違う。

ところで私が小学6年生の頃であろうか、学校の授業で「路傍の石」の映画を見た。(昭和35年作)

太田博之主演で、「吾一」は友人と度胸試しをする羽目になった。
汽車が迫って来るのに「吾一」が陸橋のまくら木にぶら下がり、板ゾウリが下の川にポチャリと落ちるシーンだけを覚えていた。当然汽車は目の前で停まって事なきを得た。

どうもその太田博之も「路傍の石」も気になって仕方なかった。
太田博之はネットで検索出来て、回転寿司の元社長だった事は知っていた。
「路傍の石」の本は図書館で借りて来た。

日本の文学、山本有三の分厚い本の中にあった。(昭和12年作)
未完の大作である。執筆中のところ、本の中で「ペンを折る」と題して、突然止めてしまって、以後何を言われても山本有三は完結しなかった。検閲が気に入らなかったらしい。

当時の時代背景から、貧しい家庭が描かれており、「吾一」が成績が優秀でも、当時の「中学」にお金が無くて行けなかったのである。

「いせ屋」の奉公では下働きばかりで、職を転々とするが、いつまでも下働きであった。
後半では、学校の担任だった次野先生と偶然会うが、「中学」に行くにはお金が必要だったが、知り合いのオジサンから「吾一」へと渡されたお金を先生は、使い込んでしまった、と告白する。

吾一は全く知らされていなかった。

何とも想像がつかない展開になった所で、絶筆だった。
誠に、残念だった。だから筋(結論)が、分からなかった。
活字が小さく、大きくなった新聞の字と比べると甚だ、読むのに難儀だった。

併せて行替えも少なく、活字がびっちりと言う感じである。

残念だが「路傍の石」はレンタルビデオ店には無いようだ。

やはり、小学生の頃に見た映画で、気になるものがある。
坊やが「イターノ」と飼っていた「牛」に、闘牛場で叫ぶシーンが目に焼き付いている。
ネットで調べたら「黒い牡牛」らしいが、レンタル店で置いてなかった。
1956年、メキシコが舞台のアメリカ映画で、内容まで調べられた。(ネットで検索出来て凄い)

今回の直木賞受賞作で、恩田陸の「蜂蜜と遠雷」を、図書館にある「オール読物3月号」で少し読みだしたが、作者は幼いころからピアノを弾いている為か、すごく楽曲やコンクールに詳しい。
かなりの長編である。

君の名は。  映画

「君の名は」は昔の映画であり、「君の名は。」は今噂のアニメである。誠に紛らわしい。

余りに新聞、テレビで騒ぐので府中まで見に行って来た。

10月17日(月)朝一番でも開始は、11時25分からだった。

T新聞によると「夢を通じて入れ替わる高校生の男女が恋をし、奇跡を起こすファンタジーアニメ。」とある。
東宝は「君の名は。」「シン・ゴジラ」でがっぽり儲け、今期の純利益が過去最高の330億円になると言う。会見でも笑いが止まらないようだった。

双方の映画とも見たので、私も貢献しているんだな。

とに角、絵がきれい。本物のような描写もあり、新宿駅や四ツ谷駅、良く知っている西新宿などの風景が繊細に描かれている。

1回しか見ないが、理解するのは難しい。テレビでのインタビューでは「10回見ました」とか「複数回見た」と言う女性もいた。

主人公の高校生「瀧」(たつ)は都心に住んでおり、女子高校生「三葉」(みつは)は田舎に住んでいる。
それが、それぞれ夢を見てその中で、男女が入れ替わってしまうのである。
レストランの先輩奥寺役の、長澤まさみの声が色っぽい。

サウンドも良い。平日なのに混んでいた。やはり噂が噂を呼ぶようだ。

映画と言えばこのところよく見ているんだな。

8/10「ターザン」  ちょっとCGが多すぎる。
9/13「後妻業の女」 大竹しのぶが熱演。尾野真千子との財産争いのケンカが凄い。老後の男性は婚活に十分注意を。
9/24「ハドソン川の奇跡」 エンジンが故障して、わずかな時間の判断力がすごい機長。
10/14「グッドモーニングショー」  中井貴一が好演。犯人役の濱田岳が迫力ある演技だ。

映画に続いて、DVDのレンタル店で借りて見たもの。

6/28「アンコール」
8/30「ラ・マンチャの男」 ピーターオトゥール主演。ソフィア・ローレンが良い。
10/11「クララ・シューマン愛の協奏曲」たまたまテレビの「題名のない音楽会」で「クララ・シューマン」と「ブラームス」の話があり、興味を持った。
ブラームスはシューマン亡き後、クララに惚れていたのだが結婚は断わられたので、一生独身だった。
10/11「アニー」日本でもミュージカルが何度も上演されている。
どことなく「サウンド・オブ・ミュージック」にも似ているかな。
子役が素晴らしい。ストーリーも面白く、ハラハラドキドキさせてくれて楽しめる。

「シン・ゴジラ」を見た  映画

先日、噂の映画「シン・ゴジラ」を見た。
どうも「シン」とは「新」「真」「神」等を意味するらしい。

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新宿歌舞伎町の、デジタルゴジラ

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実物大のゴジラ。爪が可愛い。映画の方がもっとリアルである。

2014年にもハリウッド版の「GODZILLA」を見たが、それはCGによるゴジラがニューヨーク市内のビルにもの凄く出てきて、ピョンピョン走り回り、余り迫力を感じなかった。

今回のは間違いなく面白い。

東京湾にゴジラが現れて、政府がどの様に対応するかが興味津々である。
内閣官房副長官に長谷川博己、内閣総理大臣補佐官に竹之内豊、米国大統領特使に石原さとみを配した。

私は竹之内豊は知っていたが、長谷川は知らず、石原は名前だけは聞いたことがある程度だった。

もちろん政府関係者は他にも相当数出演するし、自衛隊や米軍まで巻き込んでゴジラ退治をする。
東京蒲田に上陸したゴジラが暴れまくるが、なかなか退治出来ないもどかしさ、住民のパニック状態とCGによる破壊が違和感なく続き、迫力を増していく。

これは東日本大震災を参考に、政府が対応をどのようにするか緊迫感を持って皆演じている。
竹之内や石原が時々、英語で話すが上手い。石原は外人かと思っていた。

ただ、皆早口で聞き取るのが難しい。又、英語の時は横書きの肩書表示が長く、縦書きのセリフの字幕も被るのでいっぺんに読めないくらい早い。

製作者は何度も編集をするから解るだろうが、一般鑑賞者には一度に理解は出来ない。

そしていつも思うのだが、字幕の独特の日本字がクネクネして読みづらい。明朝体やゴチック体に何故しないのか疑問である。こちらは昔から変わらない。

テーマ曲はやはり、伊福部昭の名曲「ゴジラのテーマ」を使用しており、エンディングに壮大なオーケストラを聞かせてくれる。

ゴジラ人気で今後、日本のアニメ制作の発表があったし、アメリカでも製作の予定があるそうだ。

怪獣映画で思い出すのは、「モスラ」である。
1961年公開だから私は中学1年生だった。
記憶に乏しく、近くのレンタルビデオ屋に行っても残念だが置いて無い。
(後日談=近くのレンタルビデオさんに行って担当者に聞いたところ、怪獣コーナーにあったのだ。早速見たが途中から止まってしまって、そこを飛ばして見た)

とにかく「モスラ」と出演のザ・ピーナッツだけは覚えていた。

架空の怪獣と言う事だが、卵から出てくるのは正にお蚕(かいこ)さんである。
実は私の実家は昔、繭糸店(けんしてん)を営んでいた。

真綿などを小売しており、ある時2階に繭が卓球台の上に乗せられて、それが何日か経って羽化してカイコガが出て来た。
ぽっちゃりとしており、飛んで行くほど軽くは無い。そして大量の卵を産んでいた。
従って「モスラ」はお蚕さん(蛾)だろう。

特撮だから「モスラ」は大きく、小美人としてザ・ピーナッツが出たのである。
インファント島(架空)に小美人が住んでおり、調査隊に捕まってしまった。それを、「モスラ」が奪還に来るのである。
「モスラ」は大きな卵から孵って蚕となり、東京にやって来る。大暴れして東京タワーで攻撃に遭い、一旦は死んだかに見えたが、蚕から糸を引き繭になる。

そこで終わったと思いきや羽化して蛾となり、アメリカに持ち込まれた小美人を救うのである。
そこでザ・ピーナッツは「モスラの歌」を歌う。

これが古関裕而作曲で「モスラーや、モスラーーーー」と歌っていた。(YouTubeにあり)
ここだけが印象強く、友人達に「モスラ―やっちゃ」と歌われた。「や」の音が跳ね上がり、その後に空間が出来たから、ゴロが良かったかも知れない。

私の愛称が「やっちゃ」であったからそう歌われたが、未だに中学の同級生に会う時には「やっちゃ」と言わると嬉しい。


釣りバカ日誌  映画

「釣りバカ日誌」とは、漫画であり、同名の映画のタイトルである。

映画は何本か見たが、中でも面白かったのは、16の「浜崎は今日もダメだった」である。
佐世保を舞台にした映画で、尾崎紀世彦演じるバーのマスターと、その一人娘演じる伊東美咲が嫁に行く話だが、尾崎紀世彦の父親ぶりが大変よく、娘を思う気持ちに泣けてくる。

今秋、テレビ東京でも新しい「釣りバカ日誌」が始まった。社長のスーさん役の三國連太郎はすでに故人となり、ハマちゃんだった西田敏行がスーさん役で初回を見たが、面白そうである。

さて、私の「釣りバカ」ぶりは、会社勤めの頃、同僚に誘われて行徳近くの江戸川で「ハゼ釣り」をしたのが最初である。
当時、私の住まい近くに釣り具屋の「キャスティング」があり、簡単なハゼ釣り用サオを買った。

二人でボートに乗り、漕ぎ出して川の中ほどでイカリを降ろし釣り出した。エサの青イソメに何回も指を挟まれ痛い思いをした。
それでも、何匹も釣れて良かった。あの当たりの「ブルブル」感が良いのである。
帰って自分でさばいて、てんぷらにした。これぞ江戸前である。

それから本格的に、イシモチ、キス、カサゴ、カワハギ、ソーダガツオ、メバルを釣るようになった。サオやリール、クーラー、雨具、手袋などひととおり揃えた。
江の島や金沢八景、そして泊りがけで網代まで行った事もある。

網代は同僚の知人が所有する別荘に泊まったのだが、夜は宴会で余り眠られなかった。
釣りは早朝である。魚種は岩礁帯のカサゴねらい。

海は雨で風もあり寒く、そこそこ波もあり、まだ慣れない釣りで針にエサをつけるのがやっとで、下を向いているうちに、気分が悪くなった。船酔いである。

船べりで「ゲーゲー」吐いたが、段々ひどくなり、今度は「オエー」が続いて、吐きだす物も無くなり、ついに黄色い胃液まで出てきて、大変苦しんだ。私のゲロが魚のエサになった事だろう。
顔面蒼白。そこで私はサオ入れを止めたが、それまで岩に針をとられながらも、何匹か釣った。
後日、スーパーで価格を見たら一匹\800〜¥1000していた。

カワハギ釣りの時であった。
カワハギ用のリールを買って、イソイソと出かけた。

エサはアサリ。何しろ相手は「エサどろぼう」と呼ばれる位、エサをとられてしまい、私は船長に「そこの人、もうエサなんかないよ」と言われ、「ウソだろ」と思い、サオを上げるとエサが無いのである。それでも何匹かかかり「ウマヅラハギ」も釣れた。

その後だ。大物がかかった。まるでヘミングウェイの「老人と海」を思わせる、すごい引きがあった。カジキマグロかも知れない。
魚は海上に上がるまで、分からない。

引きが強く、リールを巻いても空回り。右に左にあばれ、他人とおまつり(糸がからむ)をするし、やっと友人が糸をたぐってくれて上げたら、何と「イシダイ」だった。
縦に黒白の模様のある魚で口はおちょぼ口だから、釣るには大変難しい魚である。

まぁ、たまたま釣れたと思うが、これが私の一生の自慢の種となった。
帰って刺身にした。

八王子に引っ越してからは、釣りはしていない。道具はほとんど処分してしまった。

以上、イソメの痛さと、オエーの苦しさの私の「釣りバカ日誌」でした。


映画のDVD  映画

平成26年7月から今日までの約1年間、映画のDVDを見たのがついに100本を超えた。
悠々自適となって、永年見たかった映画がやっと見られる時間が到来したからだ。
アカデミー賞受賞作品を中心にネットで検索して、見る映画を決めていった。
そうした中で見て良かった作品を、ご紹介したい。

先ず「サウンド・オブ・ミュージック」「ベンハー」「アラビアのローレンス」「風と共に去りぬ」「レ・ミゼラブル」「80日間世界一周」「道」「戦場のピアニスト」「ドクトル・ジバゴ」「オリエント急行殺人事件」「ショーシャンクの空に」etc.
「サウンド・オブ・ミュージック」は何度見ても良い。
「ショーシャンクの空に」は壁に穴を開けて脱獄するが、今ニューヨークの刑務所で実際に壁にドリルで穴を開けて脱獄した事件にはびっくりした。

その他に、主演者やジャンルに分ければ分かりやすい。
チャップリンの「独裁者」「モダン・タイムズ」「ライムライト」「黄金狂時代」本当に面白い役者である。

オードリー・ヘプバーンの「ローマの休日」「ティファニーで朝食を」「シャレード」「暗くなるまで待って」「マイ・フェア・レディ」「麗しのサブリナ」「おしゃれ泥棒」「昼下がりの情事」「パリの恋人」すべてが可愛く素敵な人。

西部劇の「駅馬車」「荒野の七人」「夕日のガンマン」「真昼の決闘」ジョン・ウェインなどの主役がかっこいい。

007シリーズ。ボンド役のショーン・コネリーについ応援したくなる。「ロシアより愛をこめて」「ゴールドフィンガー」「永遠のダイアモンド」ボンドガール見るのも楽しい。

ミュージカルでは「キャバレー」「雨に唄えば」「メリーポピンズ」「南太平洋」「シェルプールの雨傘」「ショウほど素敵な商売はない」「王様と私」「ウエスト・サイド物語」「コーラスライン」

ジャック・レモン主演で面白くおかしいのは「アパートの鍵貸します」「酒とバラの日々」
さらにマリリン・モンローとの「お熱いのがお好き」は最高に面白い。

マリリン・モンローは「紳士は金髪がお好き」「七年目の浮気」「帰らざる河」なかなかの演技で楽しませてくれる。あのくびれとモンローウォークがたまらない。

ダスティン・フォフマンは「卒業」「クレイマー、クレイマー」「真夜中のカーボーイ」で様々な役を演じられる。

エリザベス・テイラーは「クレオパトラ」で有名だが、「バージニア・ウルフなんかこわくない」の演技も凄い。

戦争映画は「史上最大の作戦」「戦争と平和」「戦場に架ける橋」そしてベトナム戦争を題材にした「プラトーン」すべては破壊と殺人。

松本清張原作の「天城越え」娼婦役の田中裕子が良い。短編だが本を読んでも面白い。他に「点と線」「ゼロの焦点」「砂の器」

高倉健では「黄色いハンカチ」「鉄道員」「あなたに」

その他羅列すると「エデンの東」「男と女」「ロッキー」「ET」「ジョーズ」「ホームアローン」「男はつらいよシリーズ」「屋根の上のバイオリン弾き」「ひまわり」「太陽がいっぱい」「グレンミラー物語」「ラストエンペラー」「第三の男」「禁じられた遊び」

小津安二郎監督では「麦秋」「東京物語」原節子がこんなに良いとは思わなかった。

黒沢明監督の「七人の侍」「羅生門」やはり三船敏郎の独特の演技が光る。

仲代達也主演の「ハチ公物語」ハチ公が最後に渋谷駅前で雪に埋もれて死んでゆくシーンは悲しい。

映画「マエストロ」  映画

 映画「マエストロ」を公開初日の1月31日に見た。

 怪しい雰囲気の指揮者が中央交響楽団を再生する様子を映画にしたもの。「オーケストラリハーサル」という映画もあったが、指揮者と楽団員の葛藤を描いたものならば、ほぼ同じような場面もある。しかし、オーケストラと演技者を比べればはるかに今回の映画は良い。クラシックファンでも納得いく出来栄えだろう。

 「運命」「未完成交響曲」と二大人気曲の演奏が楽しめる。それが佐渡裕指揮、ベルリン・ドイツ交響楽団の本物の演奏がバックで流れるから、うれしい。

 役者としての西田敏行は当たり前に上手く、怪しい指揮者・天道を演じる。片やコンサートマスターのヴァイオリニスト香坂演じる・松坂桃李は主役に相応しく若者らしく、悩みながらも皆をまとめていく演技で、好演。フルート担当の橘あかね・miwaは特訓もあり、見事な演奏ぶりで実際フルートをものにしたそうだ。他のヴァイオリンの大石吾朗は一人で弾かされ、あがって何回もやらされるが、弾く毎に自信を無くし、下手になっていく。思い悩んで人身事故寸前。気持ちが良くわかる。

 オーボエ担当の小林も良くオーボエ奏者の研究をして、まるで本物の奏者のようだ。他の方も良く練習したらしく見ていて安心した。

 エンディングテーマのピアノは作曲・演奏ともに辻井伸行。きれいな音色で癒されるエンディング音楽になっている。



 




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