夢のうちにぞ オンエア・クラシック

12月22日(土)4:02〜(約2.5時間)
(現地時間 20:02〜)
Netherlands Radio 4
1.バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068
2.プーランク:クリスマスのための4つのモテット
3.モーツァルト:ミサ曲ハ短調K427
Henriette Bonde Hansen、
Cora Burggraaf(ソプラノ)
Topi Lehtipuu(テノール)
Marek Gasztecki(バス)
指揮:ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン
オランダ放送室内フィル
オランダ放送合唱団
(ブレデンブルグ音楽センターから生中継)
いかな王子出演の生中継とて、こんな早朝から、しかも最初は管弦楽曲。モテットは果たして誰が歌うのかわからず、ミサ曲ってモーツァルトのハ短調だよ、出番は少ないぞ。ほんとに起きるのか〜

ありゃ、コンサートはまだ始まってない? ソリストのアリア(録音)を放送している…らしい?(オランダ語、わからん)。王子の名前もさかんに言い立てられているじゃないの。え?ソロのアリア、オンエアしたのか?わからずじまいのうちに拍手。生中継に切り替わったらしい。
・・・G線上のアリアに、そのつぎはなんだか「真っ赤だなぁ〜」の歌に似てるな〜(既に夢の中)

はっっっ!と気がついたときには
ジャァァ〜〜ンン「サァ〜ンクトゥ〜ス」
ハ短調ミサの終曲1つ手前ですがな


ベネディクトゥスは覚醒して聴いた。同じハ短調ミサでも、いろいろな演奏があるのだなあ。寝ぼけ頭ながら、演奏や歌唱のノン・レガート(といっても、グールドのピアノみたいにすべての音についてそうだったわけじゃない)が際立って感じられた。レガートに演奏された短いフレーズでも、最後の音処理はピンと終筆をはねる書法のような感じ。
「そこ、もう1回!」がきかないライヴ。ソリストの声量のバランスがいまひとつだと感じたんだけれども。テノールって、アルトと重なると後ろに回ってしまうような気がする。頑張ってーと応援してる間にすぐ終わり。はあ、とりあえず幸せ。いつか劇場かコンサートホールで観たい、聴きたいなあ。
夢で聴いてたモテットはどんなだったのかしら。

Schubertiade 2007 オンエア・クラシック

12月17日(月) 21:03〜
(現地時間 13:03〜)
Netherlands Radio 4
Schubertiade 2007
ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)
スティーヴン・ラーデマン(ピアノ)
サリエリ、ベートーヴェン、
シューベルト、ヴェルディ、
マーラー、R・シュトラウスの歌曲
(2007.9.2 アンゲリカ・カウフマン・ザール)
夏頃から不調でオペラの降板など伝え聞いていたダムラウ。コンサートでは最後まで美しい声(「アムール」のコロラトゥーラも)だった。前半は、ピアノが奏でる高音のメロディーが可愛らしくもリリックに感じられ、彼女の声を聴くときにいつも感じる、新鮮な気分が満ちてくる。
ヴェルディの曲だったのだろうか、コミカルに見栄を切るような歌いぶりで、聴衆が「オヤマア…」と少し呆れたように、苦笑してパラパラと拍手するところなど、あった。
アンコールの最後の曲は英語の難曲で、本番では失敗して大笑いし、あらためて初めから歌ったとのこと。放送は録音なので、編集済み。以上、アナウンサーの言葉がさっぱりわからない(オランダ語?)ので、断片的な情報と、聞き流しの印象まで。
