週末は満開かな  読書

 オオシマザクラ
 花冷えが緩むと 一気に開花
 葉っぱもいっしょ
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 イアン・マキューアン著「贖罪」読了。
 映画「つぐない」の原作。映画を観るなら、最後の「1999年、ロンドン」は読まない方がいいよ〜、と親切なアドバイスをもらっていたのに、ついに我慢できなくなって読んでしまったさー。

 ネタバレは平気だ。それよりなにより、小説家というのはいったい何人の人格、いくつの人生を描けるのだろう。著者のイアン・マキューアンが描く13歳のブライオニー、戦場のロビー、見習い看護師のブライオニー・・・それぞれの心理がとても緻密に描かれていて、彼らの行動を余すことなく裏付けているのに驚く。

 そして人の動きと音 ― 自然界の音から爆撃機の轟音、話し声、叫び、うめき、ため息から紙を折りたたむほどの微かな音まで、本を読んでる私の頭のすぐ上でくりひろげられていたよ。ああすごかった。

 戦争を描くにあたっては、1940年当時の兵士や看護婦たちの私的な手紙、日記、回想記を博物館の資料部で閲覧したそうです。第二次大戦ヨーロッパ開戦初期のダンケルクを題材にした著作物、当時の女性の視点から描かれた書物なども参考にされたとか。

 映画はこれをどんなふうに描くのだろう。
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