ボリショイ・バレエ 関西公演のキャスト変更など  バレエ・ダンス

 まもなく秋〜冬のバレエシーズン開幕。待ちに待ったボリショイ、スペイン国立、そしてシュツットガルト!


 ボリショイ関西3公演のうち、2公演で主役を踊る予定だったスヴェトラーナ・ルンキナは妊娠のために来日しません。気になるキャスト変更ですが、今日までに劇場の公式サイトで確認できたものをメモしておきます。

びわ湖ホール 11月24日(月・休)
『明るい小川』
  ブライト・ストリーム〜ある田園の風景
 ジーナ:エカテリーナ・クリサノワ

先週の夕刊に掲載された劇場の広告では、これ以外のキャストは以前に発表されていたとおりです。マーリヤ・アレクサンドロワ、セルゲイ・フィーリン、アンドレイ・メルクーリエフですね。
 いまのところ、フィーリンさんはイキ


フェスティバルホール(大阪) 12月13日(土)
『白鳥の湖』
 オデット/オディール:マリーヤ・アレクサンドロワ
 ジークフリート:アルテム・シュピレフスキー

 主役の変更に伴い、相手役もグダーノフからシュピレフスキーに変わりました。アレクサンドロワは、黒鳥オディールの評判がよく、私自身もガラ公演でグラン・パドドゥを見たとき、かっこよくて素敵だと思いました。

 全幕ではオデットの場面の方が多いのですが、どうでしょうか。今年のマリインスキー国際フェスティバル「白鳥の湖」(全幕)に客演した彼女は「透明でガラスのような美しさ」のオデットだったと、招聘元のブログには報告されていました。
 
 第1幕 第2場のコーダ(大きく羽ばたきながらアントルシャ・カトルとパッセを繰り返すところ)など、彼女ならば当代随一の「白鳥の女王」出現!だろうなあ。
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投手の姉、捕手の妻  読書

 ボヴェ太郎さんの公演で聴いた1時間ほどの朗読、マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』。あれはどの部分だったのだろう。私はこの小説を読み、あのときのイメージが再生できるだろうか。

 なんてことを思い、図書館で検索して見つけたのが、鈴木道彦 翻訳、編集の抄訳全2巻(後に出版された鈴木氏の全訳は13巻)。単行本。現在は文庫が手に入りやすいようです(全3巻)。

抄訳版 失われた時を求めて〈1〉 (集英社文庫)

 訳者によれば、この抄訳は「全訳へ向けての予備作業」であり、私のような門外漢にも作品の全体像がつかめるもの、また「暇な1時間を好みの断章にあてる、といったような読書にも耐えられるもの」をめざしたとか。まあ、願ったりかなったりではありませんか。

 ・・・とはいえ、難物には違いない。ベッドタイムの小説にしよう。人は誰しも、身の丈に合わないものをコソッと手にしてみたくなるのサ。下戸がコニャックとか・・・。

 鈴木氏によると、この小説は世紀末の心理、風俗小説であると同時に、「小説そのものを考える作品」だという。プルーストが到達した創作の主題は
「無意識的記憶によって、不在のはずの過去が、現在の印象や感覚の中に蘇る体験」
「そこからはじまって、人々の生きた〈時〉を見出す」云々。

 む…むずかしい。
思い出せない記憶とて、甘いお菓子や足の縺れにこと寄せて、お話どんどん作っちゃおうじゃないの ♪ という? …ちがうかな。

 でも、もしそうなのだとしたら、これ、どこかに書いてあったのを見たぞ。夏の終わりに読んだ片岡義男の近作。小説を書く美しい女性が主人公の、4話オムニバス。それぞれに、彼女らが小説を書く手法が描写され、片岡義男の小説論でもあるとか。

白い指先の小説
毎日新聞社/2008年6月
 本を買いにいった
 白い指先の小説
 冷えた皿のアンディーヴ
 投手の姉、捕手の妻

 浄水をキズのない透明なガラス瓶に入れ、精製された砂糖と品のよい香料で味をつける。それをしっかり冷やせば、のどごしのいい清涼飲料水になる。そんな味わいの短編集。
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