バレエのちイルミネーション  四季折々

 ボリショイバレエ団大阪公演1日目、「白鳥の湖」を観てきました。いや〜白鳥って、こんなにあれこれ楽しめる作品だったのだ。おもしろかった(これが1番にくるとわ)、よかった、美しかった、オーケストラも含めて、ボリショイのみなさんありがとう!です。

 アレクサンドロワのクラシック・ダンスは、これまでガラ公演で観てきた彼女のそれとは全く違いました。グラン・パドドゥひとつでピカッと輝き、観客を楽しませなければならないガラとは、作り方が違う、メイクすら違う。「白鳥の湖」全幕で、オデットとオディールを踊り、演じるとは、2人の主人公を生きて見せるということなのだな。それを実感しながら、音楽や他のダンサーの踊りやら、それはもういろいろ楽しめて満足なりよ。

 残念ながら私は、彼女のクラシックのムーヴメントはオデットに向いてない(私好みではない)と思いました。私の求めるオデットは、どんなに早く動き、足を高く上げたとしても、ダンサーの筋肉が急激に、あるいは大きな力で収縮したように見えてはならないのです。アレクサンドロワはオデットの情感を表現し、私はそれが舞台から伝わってくるのを感じて満足しました。が、もともとたおやか系ではない彼女は、アダージョでは抑制できても、テンポが速くなったり、腕や足を動かす範囲が大きくなってくると、パワー筋がグイッ、とかキュッと素早く収縮するようなスポーティーな印象がぬぐえません。

 というわけで、パドドゥやヴァリエーションでは拍手喝采というわけにはいきませんでした。それは、オデットに与えられたクラシック・ダンスを100%満足して見終えられなかった、ただそれだけのことです。

 かたやオディールはプロットの中にきちんと収まっており、しかしここでは、私はシュピレフスキー@ジークフリートにもんくを言いたい。ここだけじゃないけど。

 …が、書きはじめると夜が明けるので今夜はここまで。私はアレクサンドロワの、そして今日のボリショイの「白鳥の湖」を楽しみました。

 マーシャ、ありがとう。また次も、全幕で関西に来てね!

 余談ですが、今日から堂島川沿い、中之島界隈でイルミネーション祭り(ちゃんとした名前があります)が始まったらしい。京阪の新しい路線も気になっていたので、渡辺橋から一駅だけ乗ってみました。写真は終点コンコースの電飾。水底をイメージしたものらしい。実際に行ってみたら、そんな気分になれたよ(ワイン飲んでたし♪)。
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