アンスネスのHORIZONS  CD・レコード

 昨日、花見弁当代わりに海苔巻きとシュークリームを買ったパントリーには、以前も立寄ったことがあります。そのとき、デザートワインが何種類か並んでいた中から、ドイツのアイスワインを買いました。ワインが凍っているのではなく、実が凍るほど冷えこむ初冬まで収穫を遅らせた葡萄から造るので、そう呼ばれているらしいです。私が買ったのはプファルツ産、「5月の小川」という名の一品。
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 遅摘みの、糖度の高い実から作られたにもかかわらず、ドイツのアイスワインはアルコール度数が低いのだそうです(このプファルツ・マイバッハは8.5%)。ほんとうに、お酒とは思えないほど甘いくちあたり。飲みこめば、たちまちひろがる柔らかな香り。重ねた紗をふわっとうちかえしたような、優しくリッチな印象を醸します。

 こんなワインと辛子をきかせたカスクートなど持って、夜桜の下へ行きたいものだ…が、待ちきれず、花冷えの日にダイニングで飲んだのでした。

 音楽はレイフ・オヴェ・アンスネスのアンコール・レパートリー集。テクニシャンにして抒情派、今が旬のピアニストによるデザート音楽。

 彼がまだほんの子どものころに弾いたエチュードから、ピアノを学び、プロとして活動し、先達の演奏を聴くうちに出会った作品まで、全22曲。題名を見ると、まるでお菓子の「吹き寄せ」のよう。

 レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
Horizons



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