聴き慣れたから? オンエア・クラシック
自宅ミニコンポのスピーカーで聴くFM放送、ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番。バーンスタイン弾き振りのニューヨークフィルの演奏で、最も意外だったのは、ピアノが大人というか…音色といい、和声といい、えらくスマートでクリアだったことです。
また、オーケストラのベクトルは、角を面取して優等生的に仕上がってた気がします。この作品では、もっと尖んがって、ピアノと掛け合い、やり合ってくれるのが好きなんだけどナ。
ピアノの和音は、オリジナルとは別物かいなと思うほど、きれいでつじつまが合っているように聞えました。ショスタコーヴィチの和声って、もっとクシャクシャして、謎で、すっきりしない etc... 私の言葉では表現できない「塊」が、作曲家の意のままに飛びまわるものだと思っていたのに。この2ヵ月で4回目のピアノコンチェルト第2番とて、私の耳も聴き慣れたかな。バーンスタイン、デビューしたばかりの荒馬を、はやくも乗りこなす。馬の背は激しく上下すれども、身体はまったくガクガクしないスーパーライダー。
一番ビックリしたのは、突然、自分の音感がよくなったかと思うほど、和音の1つ1つの音がスキッとまっすぐ、離ればなれで聞えた(ような気がした)ことです。いやもちろん、それを記譜してみろと言われたら…すみません、出来ません
ですが。でも、そんなふうに音がひとつひとつ、まっすぐ並行に、こっちに飛んできたように聞えたのです。あれって、録音やリマスタリングたらいう、テクノロジーの為せる技なんでしょうか。
ラジオ放送なので繰り返し聴くことはできませんが、いろいろと愉快で、気になるところが次々出てきて、しばらく気になる体験でした。
↓音盤はこれらしい。
レナード・バーンスタイン
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲
ピアノ協奏曲第1番ハ短調
ピアノ協奏曲第2番ヘ長調
(ショスタコーヴィチ作曲)
2台のピアノのための協奏曲ニ短調
(プーランク作曲)
演奏:ニューヨーク・フィルハーモニック
指揮:レナード・バーンスタイン
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また、オーケストラのベクトルは、角を面取して優等生的に仕上がってた気がします。この作品では、もっと尖んがって、ピアノと掛け合い、やり合ってくれるのが好きなんだけどナ。
ピアノの和音は、オリジナルとは別物かいなと思うほど、きれいでつじつまが合っているように聞えました。ショスタコーヴィチの和声って、もっとクシャクシャして、謎で、すっきりしない etc... 私の言葉では表現できない「塊」が、作曲家の意のままに飛びまわるものだと思っていたのに。この2ヵ月で4回目のピアノコンチェルト第2番とて、私の耳も聴き慣れたかな。バーンスタイン、デビューしたばかりの荒馬を、はやくも乗りこなす。馬の背は激しく上下すれども、身体はまったくガクガクしないスーパーライダー。
一番ビックリしたのは、突然、自分の音感がよくなったかと思うほど、和音の1つ1つの音がスキッとまっすぐ、離ればなれで聞えた(ような気がした)ことです。いやもちろん、それを記譜してみろと言われたら…すみません、出来ません

ラジオ放送なので繰り返し聴くことはできませんが、いろいろと愉快で、気になるところが次々出てきて、しばらく気になる体験でした。
↓音盤はこれらしい。
レナード・バーンスタイン
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲
ピアノ協奏曲第1番ハ短調
ピアノ協奏曲第2番ヘ長調
(ショスタコーヴィチ作曲)
2台のピアノのための協奏曲ニ短調
(プーランク作曲)
演奏:ニューヨーク・フィルハーモニック
指揮:レナード・バーンスタイン
