もうちょっとスヴェング 演奏会
コンサートのデータを忘れておりました
明日以降、印象に残ったことを書き足すために、書きつけておきます。
ハーモニカ・カルテット スヴェング
日時:2010年5月22日(土)午後4時開演
会場:兵庫県芸術文化センター 小ホール
出演:スヴェング
クロマチック、ダイアトニック・ハーモニカ
エーロ・トゥルカ(T)
エーロ・グンドストルム(G)
ハーモネッタ、
クロマチック、ダイアトニックハーモニカ
ヨーコ・クッハラ(K)
ベース・ハーモニカ
パシ・レイノ
プログラム:
1.ハイドゥーカ(T)
2.おばあちゃんのタンゴ(G)
3.まむしのポルスカ(T)
4.過去(G)
5.クア・クア・コメ・キキ?(K)
6.ホイヤカット(G編曲)
7.キスケラ・キーサ(K)
休憩
8.幸せのおまじない(G)
9.休憩のタンゴ(K)
10.フマル湖(K)
11.ショパンの前奏曲第4番ト短調
12.待ち続けた日々(G編曲)
13.ヘッル(G)
14.スヴェング・タイム・ラグ(T)
アンコール:ハウルの動く城 ほか2曲
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ハーモニカ・カルテット スヴェング
日時:2010年5月22日(土)午後4時開演
会場:兵庫県芸術文化センター 小ホール
出演:スヴェング
クロマチック、ダイアトニック・ハーモニカ
エーロ・トゥルカ(T)
エーロ・グンドストルム(G)
ハーモネッタ、
クロマチック、ダイアトニックハーモニカ
ヨーコ・クッハラ(K)
ベース・ハーモニカ
パシ・レイノ
プログラム:
1.ハイドゥーカ(T)
2.おばあちゃんのタンゴ(G)
3.まむしのポルスカ(T)
4.過去(G)
5.クア・クア・コメ・キキ?(K)
6.ホイヤカット(G編曲)
7.キスケラ・キーサ(K)
休憩
8.幸せのおまじない(G)
9.休憩のタンゴ(K)
10.フマル湖(K)
11.ショパンの前奏曲第4番ト短調
12.待ち続けた日々(G編曲)
13.ヘッル(G)
14.スヴェング・タイム・ラグ(T)
アンコール:ハウルの動く城 ほか2曲

スヴェング 演奏会
5月22日(土)は、フィンランドのハーモニカ・カルテット「スヴェング」のコンサートに行きました。
おもしろかったです〜。あのエンターテインメントは、興業を成り立たせるためなのか、それとも、やりたいことをやったらそうなったのか。芸術家肌…のようでもあり、天然を装った二枚目半でもあり、カッチリお仕事する演奏者であり…???
とにかく、こんなグルーヴ感はひっさびさ。
意外だったのは、ハーモニカといえど電気的な効果を施して、いろんな音色を創出していたところ。マイクを使うとは聞いていたのだけれど、完全にアコースティックではないのだわ。でも、その加工した音色にふさわしいアーティキレーションが、それはそれはみごとなり。確かなことはわからないけれど、ハーモニカ(息)をもってするMIDIのようなパフォーマンスが、うまい具合に折り込まれているようだよ(MIDIって今でも使われてるんでしょうか。もうすっかり浦島太郎なもので
)。演奏が佳境に入ると、アンサンブルの中にエレキ・ギターや木管や人の歌声が彷彿としてくるのよ。いい気分だよ〜。
もちろん、それは電気的な効果だけじゃなく、アレンジとアンサンブルの為せる技。プログラムは、4人のうち3人が作曲やアレンジした作品を聞かせます。エーロ・Tの器用で洒落た作品もかっこよくておもしろくていいのだけど、芸術家肌のエーロ・Gの作品は、ハーモニカ以外の楽器や人の歌声が聞こえてくる。歩く度に隠れてる何かを見つけられる森のように、聴く度に新しい印象が重なっていきそうな作品。
彼らの先生でもあるヨーコさんの作品は、肩肘張らず、時にはとぼけたような、肩すかしされたような味わいがあったよ。
彼らは2007年、2008年に続き3度目の来日だそうですが、兵庫芸文センターには2008年以来2年ぶり2度目です。私は、今回初めて聴きました。
2008年西宮公演(芸文センター)の時は、公演チラシに珍品・逸品の匂いをかぎつけたツレに誘われたのですが、私は当時、息で音を出す楽器にちょっとしたトラウマがあったことに加え、当のチラシを見てその古傷(←大げさな…
)がズキンと疼いたので、
「絶対に行かん(キッパリ)」
と、突っぱねたのでした。
古傷というのは、その1年ほど前。同じ小ホール、ピアノのコンサートで、アンコールに友情出演したトランペット奏者のやらかしたこと。彼は1時間超のコンサートを待つ間、出番にそなえて至極真っ当なトリートメントをしていただけのこと。でもね…。ピアノの前の床に4つ折りの真っ白なフェイスタオルが置かれ、彼がトランペットを持ってトコトコと出てきたと思ったら、いきなり楽器を傾けるとパイプのどこぞから、けっこうな分量の透明な液体が、タオルにタターーッっと滴りました。ほぼ真正面に座っていた私は、すぐにでも席を立ってホールを飛び出したいのをやっとの思いで押さえ込み…。小学校で笛やハーモニカ、ピアニカなどを練習した経験から、そりゃもう、あの液体は唾液だと思いましたから。
我が家の元ブラスバンド部員が言うことには、管楽器奏者は舞台袖や演奏会場の入口で待機する間、リハでチューニングした状態を本番まで維持するのにたいへん気を使うとか。管が冷えないよう、しょっちゅうソ〜ッと(音がしないように)息を吹き込むんだとか…言ってたように思う。
小ホールのアンコールで見たもの・・・・・あれはお湯だったかもしれない、、、うん、そう思うことにしよう。キレイなもんさ。
んで、スヴェング2008来日公演チラシ…たぶん裏面の写真。メンバーの誰かが、小さなハーモニカを口の中に入れて、…目を剥いたウォレス(ウォレスとグルミットの)みたいな顔してたのよ〜。またまたあの臨場感が売りのホールで、口の中からハーモニカやらなにやら、出たり入ったりを見るのはいたたまれん…と、見てもいないのに決めつけて回避したのでした。
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おもしろかったです〜。あのエンターテインメントは、興業を成り立たせるためなのか、それとも、やりたいことをやったらそうなったのか。芸術家肌…のようでもあり、天然を装った二枚目半でもあり、カッチリお仕事する演奏者であり…???
とにかく、こんなグルーヴ感はひっさびさ。
意外だったのは、ハーモニカといえど電気的な効果を施して、いろんな音色を創出していたところ。マイクを使うとは聞いていたのだけれど、完全にアコースティックではないのだわ。でも、その加工した音色にふさわしいアーティキレーションが、それはそれはみごとなり。確かなことはわからないけれど、ハーモニカ(息)をもってするMIDIのようなパフォーマンスが、うまい具合に折り込まれているようだよ(MIDIって今でも使われてるんでしょうか。もうすっかり浦島太郎なもので

もちろん、それは電気的な効果だけじゃなく、アレンジとアンサンブルの為せる技。プログラムは、4人のうち3人が作曲やアレンジした作品を聞かせます。エーロ・Tの器用で洒落た作品もかっこよくておもしろくていいのだけど、芸術家肌のエーロ・Gの作品は、ハーモニカ以外の楽器や人の歌声が聞こえてくる。歩く度に隠れてる何かを見つけられる森のように、聴く度に新しい印象が重なっていきそうな作品。
彼らの先生でもあるヨーコさんの作品は、肩肘張らず、時にはとぼけたような、肩すかしされたような味わいがあったよ。
彼らは2007年、2008年に続き3度目の来日だそうですが、兵庫芸文センターには2008年以来2年ぶり2度目です。私は、今回初めて聴きました。
2008年西宮公演(芸文センター)の時は、公演チラシに珍品・逸品の匂いをかぎつけたツレに誘われたのですが、私は当時、息で音を出す楽器にちょっとしたトラウマがあったことに加え、当のチラシを見てその古傷(←大げさな…

「絶対に行かん(キッパリ)」
と、突っぱねたのでした。
古傷というのは、その1年ほど前。同じ小ホール、ピアノのコンサートで、アンコールに友情出演したトランペット奏者のやらかしたこと。彼は1時間超のコンサートを待つ間、出番にそなえて至極真っ当なトリートメントをしていただけのこと。でもね…。ピアノの前の床に4つ折りの真っ白なフェイスタオルが置かれ、彼がトランペットを持ってトコトコと出てきたと思ったら、いきなり楽器を傾けるとパイプのどこぞから、けっこうな分量の透明な液体が、タオルにタターーッっと滴りました。ほぼ真正面に座っていた私は、すぐにでも席を立ってホールを飛び出したいのをやっとの思いで押さえ込み…。小学校で笛やハーモニカ、ピアニカなどを練習した経験から、そりゃもう、あの液体は唾液だと思いましたから。
我が家の元ブラスバンド部員が言うことには、管楽器奏者は舞台袖や演奏会場の入口で待機する間、リハでチューニングした状態を本番まで維持するのにたいへん気を使うとか。管が冷えないよう、しょっちゅうソ〜ッと(音がしないように)息を吹き込むんだとか…言ってたように思う。
小ホールのアンコールで見たもの・・・・・あれはお湯だったかもしれない、、、うん、そう思うことにしよう。キレイなもんさ。
んで、スヴェング2008来日公演チラシ…たぶん裏面の写真。メンバーの誰かが、小さなハーモニカを口の中に入れて、…目を剥いたウォレス(ウォレスとグルミットの)みたいな顔してたのよ〜。またまたあの臨場感が売りのホールで、口の中からハーモニカやらなにやら、出たり入ったりを見るのはいたたまれん…と、見てもいないのに決めつけて回避したのでした。
