たけふ45交流ブログ...わいわい、がやがや、種々雑多 | |||||
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2018年6月29日投稿
大掃除をしていたらお宝写真が出てきました!
ジャイアンツが長嶋茂雄監督でV2を遂げたオフ、人工芝になった後楽園球場でピクチャーデー(撮影会)を行った時の4ショット!
左から長嶋茂雄監督、高田文夫センセー、NTVアナウンサー徳光和夫さん、そして、向瀬杜子春であります。(制作兼進行を担当していたんですね)
河野和正選手にQ出ししている私、若いですね〜。1977年11月27日、う〜ん、十代か?!
それにしてもジャイアンツ、往時の強さがないなぁ〜。
向瀬
不覚だった。
それは昼下がりの電車の中。
藤沢周平の小説を読んでいたわけではないのだが、
不覚にも涙を流しそうになった。
今も家族ぐるみの付き合いをしている仲間が居る。
中学時代に在籍していたブラバンの仲間たちである。
音楽スタジオを経営するパーカッションのT、
今は奥さんの実家がある富山に引っ越したトランペットのM、
そして、ユーフォニュームを吹いていた私の三人組は、
中学卒業後、まったく違う道を歩み始めた。
今も折々に連絡を取り合い、年に一度あまり会う間柄が続いている。
十数年前には、三人組が企んでブラバン仲間の同窓会を開き、
顧問の先生、先輩部員も参加して賑やかな会となった。
所属していたブラバンは、
軍楽隊の流れをくむ体育会系バンドだった。
3年の時、部長になった私は、そんなのが嫌でOBと大喧嘩。
先輩部員、後輩部員に生まれた仄かな恋も・・。
夏には合宿、秋にはコンクール、演奏旅行、定期演奏会。
何かと忙しかったのがブラバン。
電車の中で読んでいたのは津原泰水(つはらやすみ)著の「ブラバン」。
高校時代のブラバン仲間が結婚することになる。
20年ぶりに再結成してお祝いの演奏をしようと奔走する主人公の回想記。
あの時の部員たち、そして、20年の年月は部員たちに人生の様々な皺を刻んでいた・・・。
読み進んでいる時、自らのブラバンの思い出、
その後の仲間たちとの軌跡がオーバーラップしてしまった。
人の少ない午後の電車、太陽が差し始めた空、
陳腐すぎる背景だから、尚更、追憶させたのだろう。
涙の言い訳か・・?
向瀬@8組
海岸にいくつもの岩があり、白い波が立っている。その右下に小さくいいちこのビンが「置いて」あった。