昨日、整骨院に行った帰りに、当然のように向かいのスーパー丸善で買い物をし、隣の本屋さんに行く。目的は「エスクァイア日本版」3月号。私には思いっきり不似合いな、このおしゃれな雑誌を購入。
今日になってやっとページをめくり、都築響一さん担当の『本屋を訪ねて遠くの町へ VOL.3/イハラ・ハートショップ』を探し当てた。 ↓
http://www5.ocn.ne.jp/~i-heart/
いままで和歌山の小さな(でもアクティブな)本屋さん、イハラ・ハートショップの紹介写真やテレビは、やっぱり本コーナー中心だったのに、今回は雑貨も、お菓子も、野菜のタネも、本も売るという「正しいコンビニエンス・ストア」としての臨場感あふれる店内写真があって、これがとってもいいんです。
お店の紹介文も、的確かつ温かい。
ことに『普通の本屋のように取次ぎから自動的に送られてくる新刊配本は受けない。自分が気になる、必要だなと思う本と、お客さんから注文された本だけを取り寄せる。』っていう話は初めて知って。本屋さんの仕事に詳しい訳じゃないからわからないんだけど、もしかすると、これって大変なことなのでは??
やっぱり「イハラ・ハートショップ」はすごいわー。田舎の小さな本屋さんという一見不利な状況を最大限に利用し、自分の感性を信じて端(はた)から見ると「大変な事」を「当然のように普通に」切り開いていく。もう、応援するしかないです。
最後に都築さんの文章を引用。
『本を作る側にいる自分としては、こういう場所に自分の本を置いてもらえたら、いちばんうれしい』
(隣のページが嶽本野ばらさんなので、ついそっちに目がいきますが・・・左側です)


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