Kちゃんが来週スタートする沖縄研修旅行のためのお洋服を買いにいくため、スポンサー付き(私の事)で京都へ。家を出たのが11時をまわってしまったので、ほぼお昼に到着。
ホントは私は、ファッションに関しては趣味のうるさいKちゃんとのお買い物は、ちょっと気が重かったりしたのだけれど。「これはあともう一歩やし、やめとく」「これはいいけど、お値段がねえ・・・」と購入に至る道のりが険しいことを覚悟して行った。とりあえず、京都駅八条口方面の『アバンティ』をフィールドに決める。
ところが、しょっぱなから速攻でお気に入り、かつ、お値段的にも妥当なショルダーバッグを発見し、速攻で購入。その後も、彼女の趣味にぴったりで、なおかつ定価で買っても「千円より」、というリーズナブルなショップを見つけ、そこで思う存分散財する。小気味いいくらい、財布がどんどん軽くなり、荷物がぐんぐん増えてゆく。まるで借金して汽車旅で散財する内田百けん先生のように爽快である。爽快ついでに自分の足りない洋服なども、ティーンのショップで買ったりする。もちろんKちゃんと兼用できるようフリーサイズをチョイス。
満面笑顔のKちゃんは、自然と口も舌も滑らかになり、いまどきの特定地域の女子中学生たちの私服傾向を、目前のティーンズ・ブランド・ショップを引き合いに出して、わかりやすく説明してくれ、大変勉強になった。Kちゃんの友好関係は幅広いので、サンプルに事欠かないようなのだ。
Aというショップは、まるで夢の世界が繰り広げられていた。シフォンやオーガンジーのワンピースやブラウスで、基調はバラ色にシックな色合いがなじむ洋服群。リッチなお家のお嬢様タイプの、いわゆる少女らしい好みの友達は、ここのお洋服を購入する。夢いっぱいのふわふわ、ひらひら、ほんわりの世界。まるでおとぎの世界に迷い込んだよう。
そして少しやんちゃで、はつらつと明るいポップな少女たちが好むBというお店は、確かにボーイッシュテイストながら、ポップで上品なかわいらしさがある。
一方、Aショップをひいきにする少女たちと同じように、お金持ちのお嬢様であっても、Cというお店を行きつけにする子は、大人っぽくてシック。ここのは、かなり高いよ〜、とのこと。
よかった。
Kちゃんが、一着千円のシャツやトレーナーに目をハートにしてくれる子で。3千円以上を高額商品と思ってくれる子で。でもちゃんと、自分なりの好みや主張や趣味を持っている子で。
彼女が熱愛するショップも教えてもらい覗いたが、値段もほどほどで(でも彼女にしてみれば、ちょっと手が出ない)、どれもこれも趣味がいい。彼女が、念願のお店で、お年玉でやっと買った長袖Tや薄手のパーカーは、意外なところが凝っていたりして、「へええ〜・・・江戸時代の贅沢禁制時のおしゃれみたい」とちょっと思った。縫い目の糸がレインボーカラーだったりしたのだ。
女同士なので、ショッピングに時を忘れて、一通り購入を終えたときには、はや午後3時。お昼ご飯を食べるのも忘れ、お買い物に没頭していたのだ(笑)
(以降は、明日に続く)
一方、お兄ちゃんこと、Tくんは、次のノーベル平和賞候補か?と噂されているらしい、ノルウェーの現実的な平和学者、ヨハン・ガルトゥング氏
http://mainichi.jp/select/wadai/heiwa/talk/news/20071126ddf012070019000c.htmlの講演会を聴きに、立命館大学を訪れたのだった。私はうかつにして知らなかったのだが、彼は氏の大ファンだったのである。いつのまにか、貴重な体験をしてるのだ。

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