京王線談話室によると、6月10日をもって6000系30番台の営業運転が終了したとのこと。元々数の少ない6000系後期車ですが、残るは6022F〜6024Fの14両となりました。
なお、ここでいう後期車は7000系以後に製造された車両です。

クハ6887とクハ6888の配管回しは、他の6000系前パン車とも7000系とも異なるものでした。PT42系の時には、赤丸部分の配管押さえを通って回り込むようにパンタと高圧ヒューズ箱(ヒューズ箱の奥にある立方体の箱)が結ばれてました。

デハ6092。他のパンタ撤去車と異なり、右下のパンタ台から高圧ヒューズ箱撤去跡までの配管が残ってます。デハ6094も同形態だったので、デハ6093も同じだった可能性が高そう。
デハ6292〜6294はデハ6072と、デハ6192〜9194はデハ6073〜6074と同じなので省略。なお、デハ6072とデハ6293のヒューズ箱は旧タイプです。
こうしてみると、デハ6171を押さえていなかったのが悔やまれます。

ちなみに、クハ6888の妻面には何やら蓋で塞いだ跡がありました。これは山側ですが、海側も同様。