2005/11/10

BORDERSへGo!  Paul McCartney

ポール・マッカートニーのライブを観るため
ロス経由でアナハイムへ出発。

成田空港で同じツアーの人たちから
着いた当日にロスの書店BORDERSで
ポールのサイン会が行われると聞いた。
友人Tくんからも携帯メールで同様の知らせ。
でももう整理券などは配布された後だろうし
ツアーの予定に組まれているわけでもないし
行くことは不可能だと思っていた。
予定ではロス到着後バスに乗りアナハイムのホテルまで
直行することになっていたからだ。

しかしわざわざ海外まで足を延ばしても
ポールを観ようという人たちの中には
「何とか一目ポールに会いたい!
 運が良ければもしかしたらサインを貰えるかも。」
こんな風に肯定的に考えている人がいた。

ロスに到着すると現地ガイドのTさん(男性)がお出迎え。
あれ?年配の方なんだ、大丈夫かなぁという感じ。
ところがこの第一印象は明らかに大間違いだったことが
後になって判明する。

ガイドのTさんが挨拶をし終わってすぐ
ツアー客のひとりHさん(女性)がこう切り出した。
「今日のお昼からUCLA近くの書店でポールのサイン会が
 あるんです。せっかく近くに来たのでポールに会えるかどうか
 わからないけどそれに行きたいんです。
 希望者だけ別行動させていただいてもいいでしょうか?」

Tさんは少し「ん?」という顔をしたが
ファンの熱い思いを即座に理解してくれたようだった。
「それではここからホテル行きを希望される方だけ
 バスに乗ってください。」
するとほとんどの人がバスに乗らずに残った。
サイン会のことを知らずにバスに乗った数人もその様子を見て
降りて来たので、結局全員サイン会行き希望となってしまった。

それを見たTさん
「あ、皆さん行かれるんですね・・・。
 わかりました。バス会社と交渉してみましょう。
 ちょっとお時間をくださいますか。」
こう言ってその場を離れた。

俄かに色めき立つツアー一行。
しばらくしてTさんが戻って来た。
「バス会社からOKが出ました。良かったですね。
 ではこれからBORDERSへ向かいましょう!」
おおおっ!!!何と素晴らしいガイドさんなのだろうか!
このガイドTさんの尽力により
ツアー一行は嬉々としてBORDERSに向かったのだった。

書店BORDERSはUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)
のそばにあった。地元の大手チェーン店とのことだ。
10時頃ツアー一行がBORDERS前に到着。
スーツケースだけはバスに乗ったままホテルへ。
ガイドのTさんはツアー一行と行動を共にしてくれた。


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Tさんが書店店員に確認したところ
すでにサイン会のための整理券は配布済のため
サインを貰うことはもうできないということだった。
それでも一目ポールに会いたいツアー一行は
ひたすらポールの現れるのを待つことにした。

書店の正面玄関から歩道に沿って
かなりの人数の列が出来ていた。
皆、整理券を持った人たちのようだった。


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書店の周りにはたくさんのサイン会告知ポスター。
Tさんが
「1枚だけでも貰えないか?」
と聞いてくれたが断られてしまったそうだ。
Tさん、お世話かけました(大感謝)


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10時30分、ポールのスタッフが現れた。
彼らによればポールは書店の正面玄関から中に入ると言う。
そこでワタシたち数人のファンは正面玄関横で待つことに。
しかし少しして警備員にどかされてしまった。
どうやら通路を作るためらしかった。
ワタシたちは仕方なく書店の角近くまで撤退して様子を見ていた。

すると正面玄関から大勢の人が並んでいる方と反対側に
数人の人たちが案内されていた。
そしてその中のひとりの女性が大きな声で叫んだ。
「I have a golden ticket!!!」
その意味は後でわかった。
そう、ポールから直接サインを貰える幸運な人たちだったのである。

サイン会と言っても直接その場でサインを書いて貰えるのは数人で
後の100人程度はサインしてある本をポールから受け取り
その後の100人程度は書店店員から受け取ると言う
方式だったらしい。

さて警備員に追い立てられてしまったツアー一行だが
頑張って思い思いの場所でポールの登場を待っていた。
書店正面から道を挟んで反対側の歩道で待つ一団。
ワタシはポールの車が走り込んで来そうな書店の角で待つ
一団にいた。

そして12時ちょっと前。
2台の黒いレクサスの姿が見え
「あっ!」
と思った時にはもう遅かった。
ワタシの前を走り抜けたレクサスにはポールが乗っていたのだ。
書店玄関付近では大歓声。
慌てて玄関に走ったワタシだけれど
手を上げてファンに挨拶していたポールの姿を
大勢の人ごみの中
全く確認することはできなかった。
ああっ・・・レクサスの後をすぐ走って行けば・・・ああっ。

こうなったらせめて書店から出て来るポールの姿を
どうしても確認したい!
2時間以上も頑張って待っていたのだから・・・。
今度は書店正面から道を挟んで反対側の歩道で待つことにした。


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待っている間に次々とサインを貰えた人たちが出て来た。
この女性もそのひとり。
彼女の誇らしげな顔がとても印象的だった。


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そして13時過ぎ、黒いレクサスに運転手が乗り込む。
ついにポールが書店正面から出て来た!
店の前ではまたまた大歓声。
見えた!見えた!
ポールだ!ポールだ!間違いなくポールだ!


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(Photo by K.Shimonishi)

ベージュのジャケットを着たポールは
親指を立てながら皆に挨拶し去って行った・・・ふぅぅ。

ところで
到着早々突如オッカケを始めてしまったツアー一行を
ガイドのTさんは長時間にもかかわらず優しく見守ってくれた。
一大イベントが終わった書店近くには
ワタシたちを迎えに来た小型バスが止まっていた。
「皆さん、お腹が空いたでしょう?」
と言ってTさんはホテルまで行く途中で
マクドナルドにバスを止めてくれた。
ツアー一行はそこでやっと一息ついたのだった。
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