2006/12/27

AN OX'S TALE  Rock

ザ・フーのベーシストであったジョン・エントウィッスル。
彼の生涯を綴ったドキュメンタリーDVDが出た。

ジョンについては
「何だか凄い弾き方をするベーシスト」
ということくらいしか知らなかった。
リンゴのオールスター・バンドで観た時にそう思ったのだ。
その後、キッスがザ・フーに影響を受けていると知り
ザ・フーの曲を少しずつ聴くようになった。

のちにザ・フーはリンゴの息子ザック・スターキーを入れて再結成。
しかし2002年6月27日、北米ツアー開始の前日
ジョンはラスベガスのホテルで心臓発作のため急死してしまった。

このニュースを知った時は愕然とした。
あの頃はすでに、故人であるキース・ムーンに代わり
ザックがザ・フーのドラマーを務めていた。
だから来日が叶えば
ほぼ完全に近いザ・フーが観れると楽しみにしていたから。
とてもとても残念だった・・・。

そのジョン・エントウィッスルの生涯はどんなものだったか?
全てを追うには時間の短すぎるDVDではあるが
(価格も少々高いのが難)
ジョン本人が語る映像もあり、なかなか興味深い内容だ。

ナレーター役はピーター・フランプトン。
もちろん、ジョンと少年の頃から一緒にやって来た
ピート・タウンゼントもたくさんコメントしている。
ジョンが亡くなった時の想いを語るピートは必見。
もらい泣きしそうになった。

バンドの中で
ジョンとキースは一番仲が良かったそうで
どこに行くにも何をするのも一緒だったらしい。
一方、ロジャーとの仲はあまり良くなく
このDVDにも彼のコメント出演はない。
何だかシビアだねぇ・・・。

その他
ジョンの息子さんのコメントとか
ホーム・ビデオで撮影したジョンが自宅でベースを弾く姿とか
ジョンのバンドのライブ・シーンなどが
ボーナス映像として収録されている。

ところで
コメントしているミュージシャンの中に
チープ・トリックのロビン・ザンダーがいて
ほんの数秒、たった3回しか出て来なかったが
これは嬉しかったなー。
ロビンは
小さいフレームのメガネを鼻メガネにしながら語ってるから
あのキレイな目がバッチリ観れる。
ムフフ〜。

このDVDを観て
ジョンは特異なベーシストだったということが
今さらながらに良くわかった。
ギターのようにベースを弾く。
なんとカッコ良いことか!

ステージで静かに立ち、演奏することから
”The Ox”と呼ばれていたジョン・エントウィッスル。
でも本当は激しい魂を持っていた人だった。
そうでなければあんなベースは弾けない。
もう少し長生きして欲しかったよ、ジョン。


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