2008/8/31

Dark Knight  

ポール・マッカートニーがビリー・ジョエルとともに
ニューヨークで観たという映画「ダークナイト」
つまりナイトがナイトの映画を観たわけ。

ミーハーなポールマニアのワタシが
これを観に行かないはずがないわけで(爆)

バットマン映画は何本か作られているが
この「ダークナイト」は以前ワタシが観ていた
アメコミチックなものではないと
同じ職場の映画好きUさんに聞いていたので
興味津々で観に行った。

今作は前作と同じ監督が撮ったものだそうだが
この監督はアメコミっぽさを極力押さえ
よりリアルな”人間の姿”を描こうとしているようだった。

例えばバットマンの活躍するゴッサムシティは
以前ならコミックの中から抜き出したような街並みだったが
このシリーズではまるでフツーのどこかの都市だったし
バット・スーツを着れば超人のはずのバットマンが
どこにでもいるフツーの人間のように悩み苦しみ抜く。

今は亡きヒース・レジャーの演じた”ジョーカー”は
評判どおりの怪演だった。
観ていて本当に怖かった。
しかし観客はいつの間にかこのジョーカーに
心を奪われていくのである。
まるで「羊たちの沈黙」のレクター博士にそうなったように。

映画のテーマは人間の善と悪。
一見単純なものに思えるのだが実は奥が深い。
「スターウォーズ」で言えばライトサイドとダークサイド。
それを監督はジョーカーというキャラクターを使って
とても上手く対比させている。

「ダークナイト」とはバットマンのことを指す。
なぜバットマンがそうなのかは
最後まで観ていないとわからない。
そしてジョーカーがどうなるかも。

この映画は全米で大ヒットしたそうだ。
映画好きUさんによれば
いつもならこの種の映画は米国でヒットしなかったとのこと。
ではなぜ大勢の米国人に受け入れられたのか?
それは
現代の格差社会の中で苦悩する人たちが多いからなのだという。

ハラハラ・ドキドキの展開の中
ポールはどんな感じで観てたのかなぁ、なんて
ひとり考えてたワタシはやはりミーハーか(苦笑)

余談だが
わりと個性的過ぎる役柄が多かったゲイリー・オールドマン。
この映画ではまともな警部補役だった。
「ハンニバル」ではどこの誰だかわからないような変装とメイクで
やたら恐ろしい人物をやってた記憶が・・・。
映画好きUさんによれば
最近は自身の子どものためあまり強烈な役はやらないらしい。
「ハリー・ポッター」シリーズに出ているのもそのためのよう。
俳優さんにもいろいろ事情があるのねぇ。

「ダークナイト」はハリウッドの娯楽映画だったけれど
ただの勧善懲悪物語ではなく、面白かった。

ヒース・レジャーがもうこの世にいないのは残念だが
彼の遺作は「パルナッサス博士の想像力」という映画で
監督はあのパイソンズのひとりであったテリー・ギリアム。
ヒースは撮影中に亡くなったが
ジョニー・デップとジュード・ロウ、それにコリン・ファレルの3人が
代役を努めて撮影は続行され
もちろんヒースの出演シーンも生かされるという。
日本での公開が待たれるね。


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2008/8/25

夕方 Hold On Me  Rock

このところ涼しい日が続く。
やっと駄ブログも復活か?

昨日は
サザン・オールスターズ無期限活動停止前の最後のライブが
雨の日産スタジアムで行われた。

WOWOWで生中継されていたのを観ていたのだけれど
30年の総決算的なライブだったので
桑田さんは昔の曲もたくさん歌ってくれて
嬉しかったなぁ・・・それで
当時の自分のことなんかも思い出したりして
なかなか感慨深いものがあった。

ずっとサザンを聴いてきたわけではないけれど
桑田さんの音楽活動はいつも気になっていてね。
彼の感性が好きなんだよなぁ〜。

30年経って大物と呼ばれてもエラそうにしないところが良い。
それに桑田作品の中にはアチコチに
尊敬するアーティストをトリビュートしている部分が
よく出てきて(つまり、確信犯!・・・笑)
思わずクスリとさせてくれるところも好き。

今回、ファンが人気投票で選んだ曲のベスト3は
バラードっぽいナンバーが占めていたけれど
ワタシのお気に入りは”夕方 Hold On Me”
ブラスが入って
桑田さんがはしゃぐように歌うこの曲は
1984年の夏のアルバム「人気者で行こう」に収録されていた。
昨日はアンコール一曲目で歌ってくれたので
すごく嬉しかったよ。

当時ワタシら夫婦は車でよく旅行に出かけていて
サザンのアルバムをカセット・テープに録音しては
カー・ステレオでずっと聴いていたっけ。
まだ結婚2年目だったなぁ(ううっ、遠い目・・・)

”夕方 Hold On Me”
桑田さんお得意の英語を日本語化した(笑)タイトルは
もちろんビートルズの”You Really Got A Hold On Me”のパクリ(失礼!)
パクリと言っても桑田さんの場合は
尊敬するアーティストに対する愛あるパクリなのだ。

それから歌詞も好き。
”他の誰かじゃダメなの、恋にならない”なんて、ステキでしょ?

昨日のライブの最後に桑田さんは
「次に会える日まで、みんな死ぬなよ〜!」と叫んでいた。
そうそう、そうだよね、死んじゃったらおしまいだもの。
この桑田さんの言葉を思い出して
大変だけど生きていこうと思い直す人たちが
きっと何人かはいると思う。

だからいつか必ず戻って来てね、サザン・オールスターズ。

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