2011/1/4

This Never Happened Before@  Paul McCartney

昨年12月初旬、突然ポールの英国内ライブが発表となった。
18日にロンドン、20日にリバプールで、とのこと。

まさかまた年末に
ライブをやるなどとは全く思っていなかったので
(一昨年の12月のロンドン・ライブは特別なものと認識)
超あたふたしていたところに
ロンドン在住の友人Oさんから国際電話。
これはもう行くっきゃないと渡英を決意。
チケット取り等はOさんにお願いしてしまい
17日から1週間の日程でポーンと飛んでしまったのだった。

渡英の前日には
ビートル友人Sちゃんからのメールで
彼女の友人Tちゃんもひとりでロンドンのライブに行くと知る。
そのTちゃんは
積極的にワタシあてコンタクトを取ってくれたので
現地で会えたら会おうということになり
それぞれ別の航空機で離日した。

英国時間18日の朝
前もってTちゃんが教えてくれていた彼女のケータイに電話。
離日前にTちゃんから提案のあった
Richoux(リシュー)でのランチを改めて約束した。

Richoux(リシュー)というのは
地下鉄セントジョンズウッド駅近くにあるポール行きつけの店。
Tちゃんはそこで何回も食事をしたことのあるツワモノだが
ワタシはまだ一度も入ったことがなかった。
ひとりよりふたりの方が楽しいし
Tちゃんとゆっくり話をするのも初めてで
ちょっとワクワクしながら地下鉄に乗って行った。

待ち合わせは11時だったのだけれど
それほど時間に余裕がないのにショッピングなどしていたため
5分程遅刻・・・Tちゃんごめんね。
地下鉄を降り改札まで小走りしたら
もちろんTちゃんは先に待っていて
既にアビー・ロードなど周って来たという。
ここもセントジョンズウッド駅からは近いのだ。
もちろんロンドンでのポールの家も同様に近い。

チラチラと雪が降り始める中
TちゃんとワタシはRichoux(リシュー)まで歩いて行った。

お店に入ると
1階の真ん中あたりの2人用テーブルに案内された。
Tちゃんは窓から外が見える席
ワタシは2階へ行く階段が見える席で
向かい合って座った。
そして注文したのはポールがよく頼んでいるという
”Porridge(ポーリッジ)”
オートミールを水やミルクでどろどろに煮たおかゆである。
甘みがあるが、途中で飽きた(爆)

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ふと気が付くと外はまるで吹雪のような雪の降りよう。
早く店に入って良かったね〜と、ワタシたち。

食べる前、多分二度は注文しないだろうなあと思い(苦笑)
ポーリッジの写真を撮っていたワタシ。
カメラをテーブルに近づけたり遠ざけたりしている
そのワタシの耳に
思いがけないTちゃんのつぶやきが聴こえた。

「あ、ポールだ・・・!」

(と、記憶していたのだが実際は違った。
Tちゃんによれば
「ポールが来た!ポールが来た!ポールが来た!」と
一生懸命写真を撮っているワタシに向かって
かなり周りに気を遣いながら、小さい声で
でもものすご〜く一生懸命に訴えかけてくれてたそう。
しかし、なかなかワタシが気づかず...
再びTちゃんごめんね!)


一瞬、何のことかわからなかった。
え?ん?あ?・・・!!!!!
驚いて顔を見上げると
どこかで見覚えのある後ろ姿・・・それは紛れもなく
ポール・マッカートニーその人だったのである。

うわああああ!ポールが来たあああ!(心の中で叫ぶ)

半ば茫然としているワタシの前で
Tちゃんがポールに顔を向けると彼が
「Hello!」とひとこと。
その言葉を発しているご本人様の顔は
横にある柱が邪魔をしてワタシからは見えない。
しかしポールの声に間違いはない。
ううう〜〜〜、ホントの本物のポールの声だ!

ポールはすぐに2階へ上がって行き
その時にやっとワタシは彼の顔が確認できたのだった。

きゃあああ!ポール〜ぅ!!!(再び心の中で叫ぶ)

小さな女の子がポールの後をチョコチョコと付いて行く。
一番下の娘、ベアトリスだった。
手にはいくつかの風船を持って。

さあ、これでしばらく店からは出られない。
Tちゃんとワタシは持久戦に突入したのだった。
(続く)
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