
2006.12.10 中央市井之口にて(3点とも)
路上観察は、いつもいつもいいデータが集まるわけではありませんで、
けっこうたいへんです。
今回は、少しはみだした路上観察です。
人や車が通る路上ではなく、電車が通る路上、すなわち線路の話題です。
レールには、製造年と製造会社が、浮き上がった文字(陽刻)で記されています。
このレールは、「→ 50N LD {S} 2004」と記されていて、
50s/mの重さのNレール規格で「純酸素転炉」製鋼法により
新日鐵が2004年に製造したレールであることがわかります。
こちらのレールは、先のものと同じ規格、同じ製法、同じ製造会社ですが、
製造年が1969年となっています。
いずれのレールも身延線の、中央市井之口の十二枚踏切付近の観察記録です。
2004年の方は、踏切部分のレールで、
この十二枚踏切は、最近改修された形跡が認められ、
その際、レールも新しく取り替えられたのだろうと思われます。
それ以外は、1969年製レールがしかれているようです。この辺りでは・・・。
なお、レールに記された情報の読み取り方については、
次のウェブ・サイトを参考にさせていただきました。
『古レールのページ』 URL:
http://homepage1.nifty.com/arashi/

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