
2009.11.21 笛吹市芦川町上芦川にて
笛吹市芦川町で見た上水道関係のハンドホール蓋を2つ取り上げます。
まずは、空気弁のハンドホール蓋です。
とくに笛吹市ないしは旧芦川村に関する市章・村章などはなく、
「水」の文字がある出来合いのハンドホール蓋です。
水の字の上に「空気弁」、下に「上水道」とあります。
空気弁というは、水道管内にたまった空気を外に逃がす役割をする装置で、
空気弁が必要とする理由として、
@管内にたまった空気によって急激なの水圧上昇で管が破損することや、
A管内の空気だまりに負圧(真空に近い状況)が生ずることに寄る管の破損、
B断水の後の復旧時に急速に上水を行き渡らせる場合、
などとされていますが、上芦川という環境から、とくにBが重視された
空気弁のハンドホール蓋と考えられます。

2009.11.21 笛吹市芦川町上芦川にて
一方こちらは、前の空気弁とほぼ同じ構成の、
たぶんセットのデザインとなっている制水弁ハンドホール蓋です。
どちらも上水道に関するものだと、一目でわかるように水色が使われています。

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