
2009.12.12 南部町福士にて
今日3月7日は、「消防記念日」です。
昭和23年のこの日、「消防組織法」(昭和22年12月23日法律第226号)が
施行されたことを記念する日で、この前後、各地で記念イベントが行われます。
このところ連日、このブログで特集してきた「春の火災予防運動」についても
この時期、火災が発生しやすい、ということもあるようですが、
もう1つは、この消防記念日につながる取り組みでもあるようです。
さて、今日の写真は、道路脇に見られた、立ち上がりタイプの消火栓です。
よく外国の映画などで、広い歩道の車道側にこうした立ち上がりの消火栓が見られ、
火災の際には、かけつけた消防車がそこにホースをつないで放水したり、
また暴走する車がこの立ち上がり消火栓にぶつかって、
噴水のようになったりするシーンを見かけますが、
国土の狭いわが国では、そうした立ち上がりタイプの消火栓は、あまりはやらないみたいです。
土地に余裕があるローカルでは、路面に埋設するよりも機能的なので、
こうした消火栓が整備されています。現に、この消火栓、まだ真新しいですよね。
地域で、若い人の姿が減少し、万一の際には、残った住民が火災などに対応する場合、
消防車の出動を待つより、先ずこうした消火栓にホースをつないで、
ハンドルをひねり、放水を始める・・・、そんな手軽な消火設備が第一だと思われます。
路面のハンドホール蓋を持ち上げたりするのは、慣れていないと大変なんだろうと・・・。
その点、立ち上がり消火栓は、キャップを外してすぐホースを連結できますから・・・。

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