
2010.6.11 富士河口湖町勝山にて
前々回ならびに前回に引き続き、旧勝山村のエリアで観察した下水道マンホール蓋です。
今回のものには、「かつやま」ならぬ「まつやま」の文字が見られます。
ということは、またこの勝山地区本来のものではない・・・ようです。
いったいどこのものなのでしょうか。
「まつやま」とくると、先ず思い浮かべるのは、愛媛県松山市のそれかと・・・。
でも、松山市の下水道マンホール蓋は、1987(昭和62)年から
松山市の花「ヤブツバキ」をメインに、周囲に特産物である「伊予がすり」を配した
デザインマンホール蓋が採用されていると、
松山市の公式ホームページに出ていました。
なので、松山市はバツです。
そうなると、市ではなく町か。で、調べてみると全国に松山町は3つ。
宮城県と山形県とそれに鹿児島県。いずれの松山町もいまは町村合併で消えてしまっていますが・・・。
ということで、それぞれの松山町のHPなどは閉ざされていて、旧町段階の情報はとりにくい状況。
でも、
『悠紀's缶(ゆきずかん)』というサイトの
「マンホールの部屋」の中の情報で、
鹿児島県の今は合併して志布志市となった旧松山町の「しゅうはい」のマンホール蓋が出ていて
そこには、今回取り上げたマンホール蓋にあるマークと同じものが見られたのです。
100%の確証はありませんが、今回のものは、
鹿児島県の旧松山町の下水道マンホール蓋だと考えられます。

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