2016/2/10
INFORMATION─── 小宮山量平の「私の大学」 講座 その6講師/ 石川文洋さん(報道写真家) 1938年 那覇市生まれ 1965年から1968年までベトナムに滞在し、ベトナム戦争の最前線を撮影 著書に「戦場カメラマン」「沖縄の70年」など。 『私が見た戦争と沖縄の米軍基地』 日時:3月26日(土)PM3:00〜5:00 場所:エディターズミュージアム 参加費:1,200円◇受付開始:3月12日(土)から 受付時間:AM11:00〜PM5:00
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「戦争を防ぐには、戦争の実態をつぶさに伝えるしかない」。──2014年の朝日新聞の夕刊のインタビュー記事の中にあった石川文洋さんの言葉です。“「戦争はイヤだ!」と大声で叫ばなければならないようなこの国のありさまです。戦争がどんなに悲惨なものであるかということを、どうか今、この場所で話して下さい。” 手紙でそうお伝えしました。そして、この講座が実現することになりました。さらに石川文洋さんの言葉です。(前略) 戦争に関する取材をしていて、沖縄の言葉「命(ぬち)どぅ宝」をいつも思い出しました。生きていればいろいろなことが体験できます。つらいこともあるけれども、喜びも多い。戦争はいろんな夢や希望を持った子どもたちの命を奪います。 私たちは、子どもたちが平和の中で成長していける環境をつくる責任があると思います。
世界の平和を築き、戦争を防ぐためには、戦争の実態を知り、その悲劇を想像することが大切と思っています。(後略) 『私が見た戦争』(2009年 新日本出版社刊)あとがきより父が語り続けていた言葉が、文洋さんの文章と重なって、今またよみがえります。 2016.2.10 荒井 きぬ枝“命を大事にする”という哲学を日本人はもう一度取り戻さないといけない。
小宮山量平
2010年の「うの花忌」文洋さんと父(ミュージアムで)
投稿者: エディターズミュージアム
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