お 知 ら せ
5月12日、元気でいたら父は100歳の誕生日を迎えます。
今年の「うの花忌」は6月12日(日)に決まりました。1ケ月遅れの誕生日です。
詳細は、連休あけにお知らせします。
2016.5.4 荒井 きぬ枝
《新聞記事から》 週刊上田 2016.4.23掲載 エディターズミュジアム主催 「私の大学」講座開催
ー報道写真家 石川文洋さん、自身が見た戦争の実態語るー 理論社を創業した編集者で作家の故小宮山量平さんの思いを継ごうと、上田駅前のエディターズミュージアムが開く「私の大学」講座の第6回目として先頃、報道写真家の石川文洋さん(78歳)が「私が見た戦争と沖縄の米軍基地」と題して話しました。 冒頭で同館代表の荒井きぬ枝さんは「この国が戦争のできる国になろうとしている今、私たちは戦争の実態を知らなければいけない」「多くの戦場を見てきた石川さんの話を聞きたかった」と講座の趣旨を紹介。 石川さんは、1965年から4年間ベトナムに滞在し、アメリカ軍とサイゴン政府軍の両軍に同行取材。その後もカンボジアやソマリヤ、アフガニスタンなど多くの紛争地で取材を重ね、その経験が「戦争を考える視点となっている」と話し出し、ベトナム戦争の写真を映しながら、「戦場というのは人が大勢死ぬところ。ごくふつうの人が残虐なことをしてしまう。軍隊があるところに戦争が起こるのです」。 また集団自決を強いられ、多くの民間人が命を絶たれた沖縄戦にふれ、「命(ぬち)どう宝(たから)で生きていればいろんな人生があったのに、たくさんの命のつながりが戦争によって絶たれてしまった」。 沖縄米軍基地の辺野古移転に反対する運動の現状を映像とともに報告し、「ベトナム戦争のときも沖縄の基地は利用された。沖縄から飛び立ったB52爆撃機がハノイの北爆に向かい、200万人もの民間人が亡くなった。 辺野古に新基地を造らせたら、再び日本が加害者になってしまうかもしれない」と話しました。