「たあくらたあ」15号特集
「小宮山量平が選ぶ平和をつくるための10冊」
信州発・産直泥つきマガジン『たあくらたあ』15号の特集は、「戦争はいつ終わるのか?」。編集者で作家の小宮山量平さん(92歳)が選ぶ“平和をつくるための10冊”が
インタビューとともに掲載されています。
「今は戦争の真っ只中、平和だなんて思っていると情けない」と言う小宮山さんは、子どものための本としてチェーホフの『ポスト』と絵本『グランパ』(日本ではともに未刊)、マルシャークの『12月の月の物語』(日本では『森は生きている』として出版)、『ビアンキ動物記』など5冊を紹介。大人のための本として、マーク・トウエインの『ハドリバーグの町を墜落させた男』ルナールの『にんじん』、ツルゲーネフの『初恋』などを挙げ、トルストイ『愛についての10話』中の「二老人の巡礼」にこめられた思想を熱く語っています。
A6判・64ページで、上小地域では平安堂各店、と平林堂書店、若菜館などで取り扱っています。お問合わせは「たあくらたあ」編集室 ☎026(237)8100まで