2009/5/21
時々、蒸留器で精油を蒸留します。
今回は
作品展(暮らしの中のハーブ展)でも
ご紹介したくて
いくつか蒸留したのです。
蒸留日 2009.5.14 午後6時〜
使用時間それぞれ約40〜50分
(目視により精油が採れなくなったと判断した時間)
乾燥真正ラベンダー300g 精油 8ml
(南仏産) 蒸留水 約200ml
乾燥レモングラス200g 精油 2ml
(国産) 蒸留水 約220ml
乾燥ローズマリー300g 精油 4ml
(国産) 蒸留水 約260ml
乾燥バラ(ガリカ)200g 精油 なし
(南仏産) 蒸留水 約200ml
室温など環境によってもかなり採油量が違うと考えられます。
蒸留して得られる蒸留水は精油成分をわずかに含んでおり、
様々に利用されます。
(フローラルウォーターとして、
ローションや入浴剤、コロンなどにも使用されます。)
そして、精油は大変濃厚な香りとなって、
その蒸留水の上に油のように浮いてきます。
バラも蒸留しましたが
精油は全く採ることができませんでした。
現地でも
100キログラムのバラから
2〜8グラムしか採れないそうです。
(2002年現地情報)
精油が高価であることがわかりますね。
蒸留水は蒸留を続けている間は
抽出できますが
香りがずいぶん変わってきます。
やはり
良い香りでやめることが必要と考えます。
精油を蒸留する植物は
農薬など使用していない安全なものを使います。
ハーブ展では
利用方法をご紹介しながら
採取したものを
蒸留器と共に
展示させていただきます。
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