2007/2/21

番外 ビルバオのフライフィッシング専門店  買 Shopping
スペイン、バスク地方、ビスカヤ県都ビルバオ。空からビルバオ空港にアプローチ。結構高い山に囲まれている、彼方に見えるのはピレネーかな??コックドレオンLeonへも3-400キロくらいらしい。ビルバオは、鉄で栄えたスペイン北部最大の都市。であるなら、フライフィッシングの店のひとつくらいあっても良いのでは、と思って調べたら、やはりあった !

DEPORTES LANDA

平日は昼休みを挟んで20時までやっているというのは、さすがにスペイン。19時過ぎに到達。間口は狭いが思ったより広いスペースに、タイイングのマテリアルや消耗品の類が見やすく豊富に陳列されている。タックルもある。

VISIONのピンオンンリールを買う。

店主らしきセニョールに、英語かフランス語か話しますか?と尋ねると、no English, no French, only fly fishing! との答えが返ってくる。いいねえ。で、英(単)語と筆談で会話したところ、近いところではビルバオから車で約1時間のサンタンデールSantander方面(西方)、Asoh川やCares川で鱒やシートラウトが釣れるそうだ。

午前中なら彼のセクレタリーがいて英仏語を話すそうなので、何かあれば電話をとのこと。

工業都市からコンテンポラリーな建築と芸術の街へとその表情を変えつつあるビルバオ。グッゲンハイム美術館はその躍動の象徴。話題の磯崎アテアも今夏竣工、新しいビルバオの顔に数えられることになる。旧いものと新しいものとの共存は、言うほどたやすいものではないだろう。旧いものをノックダウンするだけが変革ではないし、旧いというだけで文化財扱いもナンセンス。強い金融・経済、バスク文化への誇り、卓越した審美水準を武器に、理想の未来都市実現? ここ、ビルバオならできるかも。
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2007/2/23  23:42

投稿者:flyfishingfrance(fff)
バスク文字、温かみがあって良いですよね。あの文字と土地の人柄に触れると、スペインバスクとフレンチバスクは同根、同一文化と実感させられますね。目に留まったのは、例えば・・・。

バスの色だけでなく、地下鉄の座席もバスク・レッド。ホームのオレンジ色ともさりげなく合ってます。路面電車の大きな窓からは、街並みやグッゲンハイムをジンジンに浴びることができます。トラム内では、各シーンに合った音楽が微かに流れてハッとしました。川沿いに散見の鉄製オブジェは、繁栄への誇り。グッゲンハイムのフォルムは、大きな船をも想像させます。素材はチタンですが、メタリックな輝きが街のシブイ鉄オブジェともしっくりくるような気がします。常設コレクションのひとつは、巨大な鉄の作品。会議場脇のクレーンを高台から見下ろすと、固定されている!クレーンやドックから構成されるアートとも言える空間が広がっています。
一方、バルに出かければ、必ずと言ってよいほど地元サッカーチームの写真、レガッタや鉄工場の写真を掲げている店もあります。官も民も皆、心はひとつですね。バルで見つけた壁面タイルの楽しいイラスト。バスクのベレーを被った地元名産のブタやクレーンのイラスト以上に印象的だったのは、前かがみに傘をさして暴風雨に立ち向かっているバスク市民のシルエット。厳しい気候をこんな気の利いた意匠にして、風雨と共に生きる決意が潔いではありませんか!独立運動の土壌も少し理解できたような気もします(でも、暴力は止めてね)。
今ちょうど、次の温泉宿を物色中なのです。古めかしいのはもうダメだ、って一斉にコンクリホテルを建て、横文字温泉施設をつくり、癒しだっ、となったらあわてて屋上に和風露天風呂、数奇屋の離れを庭に増設、露天風呂付客室とメディアが騒げばまたまた一斉に露天付客室。ブレナイ宿を探すのは結構大変だな、と思っていたところ。流行りや新しいだけのものに翻弄され、マネすることに設備投資を続ける面々、ついでに産業都市のイメージが強過ぎるとか天気が悪くて観光振興できないとかぼやく方々にも、元気を出してブレないでやって欲しいなんて思ったりしました。

2007/2/23  2:23

投稿者:nori
そういわれてみるとそうかもしれませんね。
バスク独特のデザインといえば、あの丸みを帯びてやや誇張されたレタリングをバスクレストランやバスクの街角で良く見かけます。昔の共産主義リアリズム芸術で見られるような強力な感じの誇張されたレタリングとも違い、ちょっと可愛らしいおどけた雰囲気もあります。fffさんのおっしゃっているのはあんな感じなのかなぁ、とあてずっぽうに思う今日の小生です。

2007/2/22  2:07

投稿者:flyfishingfrance(fff)
そう、「不思議」な感じですね。きっとそれで、未来都市という言葉が浮かんだのだろうと思います。ご存知のようにパリにもポンピドゥーセンターやコンテンポラリーな建築やデコはあるのですが、どこかバター味。思い切りの良さなのか、一味違うカティングエッジなものを感じて楽しかったです。

新旧については、こなれていないという人もあるようですが、形は対照的でも、私には共通する審美感、それもバスクの生活者の、が感じられました。目にとびこんでくる新しい諸デザインには、例え外国人を起用していても、土地に育まれたアイデンティティへの拘りが随所に透けて見えます。コンテンポラリーのマネゴトでないことはもちろん、良くある過去の否定や過去とのコントラストとも一線を画し、むしろ過去を愛し肯定し包み込む思想、それが無機質を感じなかった理由だろうと思う次第です。

2007/2/22  0:55

投稿者:nori
造船や金融だけでは長期的に何か足りない、という訳でこれからは「芸術」で食っていこうとしているビルバオ市ですが、いまだ古き良き時代の街並みが続く旧市街地内にアヴァンギャルドなメトロやショッピングセンターが増殖を始めており、なかなか奇天烈な風景を醸しだしております。確かに不思議な街ではあります。

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