マツダ社長が語る新型アクセラ 燃費・販売台数は(朝日新聞)
マツダは、10月から国内で予約を受け付ける新型乗用車アクセラの燃費が、排気量1・5リットルクラスのガソリン車では最高水準になる19・6キロを達成したと明らかにした。国内ではアクセラのハイブリッドモデルを年内に投入。併せて燃費性能のよさをアピールし、2016年3月期に全社で世界販売を170万台と、13年3月期より4割増やす原動力にしようともくろむ。
アクセラは同社の世界販売の3割を占める主力車。新モデルは現行より25%、燃費が向上した。同社初となるハイブリッドモデルは、トヨタ自動車から提供を受けたハイブリッド技術と、マツダ独自の低燃費技術「スカイアクティブ」を組み合わせたのが特徴という。 マツダは、来年初めにメキシコ工場の操業を開始。2年後をめどに年産23万台規模に増強する計画だ。小飼社長は「日本の生産台数をメキシコに移すだけでは意味がない」と述べ、85万台の国内生産維持に向けて「グローバルな販売力の強化が一番大事な仕事」と話した。

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