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福島の中間貯蔵施設案「年度内に回答」　石原環境相（朝日新聞）

福島県内の除染で出た廃棄物などを保管する中間貯蔵施設の建設について、石原伸晃環境相は１４日、双葉・大熊の２町に集約する県の要請に対して、「年度内に回答出来ると思っている」と述べた。

国は昨年１２月、楢葉、双葉、大熊３町に建設する案を提示。これに対して福島県の佐藤雄平知事は今年２月、大熊、双葉２町に集約し、楢葉町には、１キロあたり１０万ベクレル以下の放射性物質を含む震災がれきの焼却灰を処理する施設を設ける案を国に要請していた。石原環境相は２町に集約する案について「双葉郡８町村の総意。（国の回答の詰めは）最終的な段階にきている」と述べた。県が併せて求めた施設建設地に対する地域振興策について、石原環境相は「だいぶ詰まってきている」と述べた。