かもめ食堂とヘルシンキの光景
『かもめ食堂』の初日となった3月11日(土)、シネスイッチ銀座で舞台挨拶を行いました。劇場前には早朝から長蛇の列ができ、上映開始の1時間以上前に開場となりました。1回目の上映後と2回目の上映前に出演の小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさん、群ようこさん、荻上直子監督が登壇。
女優三人は劇中の衣装で登場し、まるでポスターから抜け出てきたかのよう。エプロン姿の三人に、立ち見も出た満席の会場から歓声と大きな拍手が沸きました。
<2回目の舞台挨拶時のひと言をご紹介します>
小林聡美さん:
「こんなに大勢の方に来ていただいて、うれしいです!今日の私たちの格好を手抜きだと思わないでくださいね、映画の衣装ですからね(笑)。この映画は、おなかがすいている人にはしんどい内容だと思います(笑)。がんばってご覧になって下さい」
片桐はいりさん:
「私、実は20年ほど前に、このシネスイッチ銀座でもぎり嬢(笑)のバイトをしていたんです。でも、こんなたくさんのお客さんを見るのは『寅さん』以来かもしれない!それに当時、小林聡美さんの出演作も上映していたんです。すごい偶然の連続! 思わず鳥肌が立っちゃいました」
もたいまさこさん:
「本当に今日は皆さまありがとうございます。たる〜い映画です(笑)。
でも、今(上映前)はヒミツですけどね、小林さんのサービスショットもあるんですよ(笑)。お楽しみにしていて下さい!」
群ようこさん:
「原作よりも、映画のほうが優しい感じになっていると思います。たぶん、3人の女優さんたちの優しさが画面に表れているんでしょうね。そうそう、私も小林さんのサービスショットがイチオシです!(笑)」
荻上直子監督:
「朝の4時から並んでくださった方がいらっしゃると聞いて、びっくりしました。寒かったでしょうし、お疲れになったのではないでしょうか?風邪ひかないようにして下さい。最後まで楽しんでください。ありがとうございます!」
なお、この日は舞台挨拶後の3、4、5回目のいずれも立ち見となり、シネスイッチ銀座の初日動員記録(『ライフ・イズ・ビューティフル』の1,611人)を塗り替える1,706人の方にご覧いただきました。
長時間お並びいただいたみなさま、立ち見でご覧くださったみなさま、本当にありがとうございました!

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