「ナイフ所持客、国際線も利用=伊丹空港での誤返却問題」
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ナイフ所持客、国際線も利用=伊丹空港での誤返却問題−全日空(時事)
大阪・伊丹空港の全日本空輸保安検査場で、警備会社の係員が乗客の所持していたナイフを確認後、誤って返却した問題で、全日空は2日、この乗客が羽田空港でもナイフを所持したまま国際線に搭乗していたと発表した。
ナイフ誤返却で保安検査中止=伊丹空港、13便欠航
全日空によると、誤返却があったのは9月26日。返された折りたたみナイフを所持した乗客を見つけられず、保安検査が一時中止になるなどのトラブルにより、32便が欠航、1時間以上の遅延は43便に上った。影響を受けた利用者は8600人以上だったという。乗客は同日、ナイフを所持したまま、旅客機で伊丹から羽田へ移動。ジャカルタ行きの国際線に乗り継いだが、警備会社のモニター担当者は手荷物のエックス線検査でナイフを見落とし、乗客はそのまま搭乗した。

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